1年あれば色々変わる。
帰国前にもう一度帰りたかったドレスデン。
この一年で出会った中で一番の友人、チェコ人夫婦に会いに日帰りでドレスデンへ。
わたしがドレスデンに愛着を感じるのはこの友人の存在も大きい。
ハウプト通りにの花壇に植えられたクロッカスの花。
覚えてる。
ドレスデンに到着して初めての週末ここを散歩したときに咲いていたのを。
同じ花が、季節が巡ったことを教えてる。
(今はまだつぼみだったけれど、これは一年前に撮ったもの)
同じ景色の中に戻ってきたんだ。
同じ街の同じ季節。
だけど、ここですら1年で変わった。
友人が連れていってくれようとした、アルトシュタットにあるカフェがなくなっていて他のお店に変わってしまっていた。
わたしがいた時には始まったばかりだった工事現場に大きな建物ができあがりつつある。
若者が多い新市街ノイシュタットはもっと変化が早い。
前回12月に来た時、これまたわたしがいた時には何の工事なのかもわからないような状態だった所に、新しい商業施設がオープンしていて驚いた。
ドラッグストアだった場所がbioスーパーに変わっていた。
この街は、破壊されてしまった戦後ですら戦前と同じ姿を取り戻した、何百年前と変わらぬ風景を留めた街だけれど、それでも人々の生活するエリアは変化していく。
前とは景色がちょっとずつ違っている。
なんだかちょっと置いてけぼりをくらった気分。
友人夫妻、知り合ったころは新婚1年目の夫婦だったのに、今奥さんは3週間後に出産を控えた臨月の妊婦さん。
この短期間、わたしには短期間に思えてしまう時間の中でこんなにも色々変われるのか。
目に見えるものの変化に、時の与える影響力の大きさを感じる。
そして自分がなにげなく過ごしてきた時間の長さを実感する。
ぼーっとしている間にも変わる意志のあるもの、変わる運命にあるものは変わっていく。
私は変われただろうか、この一年。
毎日必死に駆け抜けました、っていえるような過ごし方ではなかった。
きっと日本で1年生活するよりも、のんびりと暮らした1年だった。
それでも、たくさんの景色を見たしたくさんの人に出会ったし、日本にいたらできないような経験、いい事もちょっと大変なこともあった。
のんびりしてたけど、きっと私も日々の蓄積の中で変化できてきたと思いたい。
「もう1年かぁ」と口では言ってみるけど、1年て結構な期間だ。
それを感じさせてくれるドレスデンの街角の変化。
きっと大きくはない街だから余計にそれを感じる。
1年前にこの街に初めて降り立った日のことをはるか遠い日のようにも感じる。
そう感じるのは、12か月という月日の中にものすごくたくさんの出来事があったからなんだろう。
空気の匂い、陽の趣きが、ここに来たばかりの頃を思い起こさせ、少しセンチメンタル。
日が延びた。
再び春が来る。
変わらぬ街並みに思いを馳せたこともありました。
ドイツにしかない?謎の乳製品Quark(クヴァーク)
Quark(クヴァーク)
スーパーの乳製品売り場でヨーグルトの隣に売っている、聞きなれない名前の乳製品。
語学学校で朝食についてのトピックに出てきて知ったのが初め。もう半年以上前。
Quark?なんだそれ?
聞きなれないし発音しづらいし。
と辞書を引いてみたら「疑乳」と書いてあり、さらに??
疑乳??全然説明になってないけど、それ。
なぞは深まるばかり。
先生の説明によると、ヨーグルトより脂肪分は少なくてタンパク質は多くて健康的、と。
ふ~ん、ヨーグルトの仲間か、と存在を知ったものの試してみることはせず長らく放置してきました。
が、最近になって、このQuarkとジャムをパンに塗って食べるとおいしい!というのを聞き試してみたら、ほんとだ!!すごくおいしい!!
ヨーグルトの仲間と思っていたけど、実際食べてみたらちょっと違う。
この味は・・・
フランスのフロマージュ・ブランに似ている!!
ヨーグルトよりもクリーミーで濃厚で、なんていうのかしら・・・フィラデルフィアともちょっと違うんだけど、ジャムと合わせるとデザートなの!
これを知ってからというもの、ジャムの消費量が格段に増えている。危険危険・・・。
今更ながらQuarkにはまってます。
フロマージュ・ブラン(フレ) 500g【フレッシュタイプチーズ/フランス】
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で、改めてQuarkってなんなんだ?とwekipediaで調べてみた。
クワルク (独:Quark、白チーズ Weißkäseとも呼ばれ、オーストリアやバイエルンではTopfen、南/南東ドイツはSchottenと呼ばれている。) は、フレッシュチーズである。
なんだ、Wikipediaにもフレッシュチーズって書いてあるじゃない!!
ということで、ヨーグルトの仲間ではなくフレッシュチーズだそうな。
Quarkを使ったドイツ料理
このQuarkを使ったドイツの定番料理、Kartoffeln mit Qrark(ジャガイモとクヴァーク)。
とってもシンプル!
Quarkにみじん切りにした玉ねぎ(生でも炒めてもOK)とLeinölを混ぜるだけ。
が、ここでまたLeinölってなに??
と聞きなれない調味料が登場。
flaxseed oilフラックスシードオイル。
らしいが英語にされてもわからない。
日本語だと麻亜の種からとれるマア油らしいが日本語にされてもやはりピンとこない(笑)
でもオメガ3が豊富で健康にいい油みたい!!
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茹でたジャガイモをフォークの背中でつぶしながらQuarkと混ぜて食べるシンプル料理。シンプルだけど、タンパク質豊富なQuarkとオメガ3たっぷりなLeinölの組み合わせで健康的!!
その他にも、パン屋さんでよく見かけるQuarkbällchen(クヴァークベルヒェン)という揚げドーナツみたいなおやつ。ドーナツよりも少ししっとりしています。
クリームチーズなので、ケーキ作りにも使われ、Quarkを使ったケーキはベイクドチーズケーキみたなしっとりしたかんじ。
http://mbb.ghostchildren.de/omas-quarkkuchen.html
Quarkはつくれるらしい!
日本にQuarkはないけれど、代用品がつくれるみたい!
牛乳とレモン汁で自家製Quarkづくり!
・ボールに入れた牛乳にレモン汁を加えて一晩(16時間)、サワーミルクになるまで置く。
・できたサワーミルクをゆっくりと50度以下で熱し、ホエイが分離するのを待つ。
・サワーミルクが冷めたら、布で濾す。12時間かけて水分が全て抜けたら完成!!
結構時間かかってめんどくさそう・・・。
Quark恋しくなってもこんなに手がかかるんじゃぁ手作りはしないかな^^;
日本でも手に入ればいいのになぁ~なドイツの乳製品、Quarkについてでした!
そんなサービスしちゃうの!?な驚きカフェ!
私が一番ベルリンぽいな、と思うWarschauerstraßeワルシャワシュトラーセ駅周辺。
ベルリンは地区によってほんとに顔が違うから、その人によって何にベルリンらしさを感じるかって違うと思うんだけど、わたしはなぜかここに来るたびにベルリンぽいなぁ~と思う。
カフェやバーがたくさんあるし、クラブ街だから金曜日の夜は若者で賑わう。
それ故に汚さも一品。
線路の上にかかる橋の上からみんながゴミ捨てるから、線路がゴミだらけ!!
んん・・・。ベルリン。
ポイ捨てする人の神経が分からない。ポイ捨てする人大嫌い。こういうところ、ベルリン嫌だなって思う。
よくも悪くもベルリンぽいと思う場所。
そんなワルシャワシュトラーセ沿いのカフェでお茶をしていたら。
店内に飾ってある絵は買うことができます。
20:00閉店で、閉店前の19:45。
ショーケースに並ぶケーキやサンドイッチを片付ける店員さん。
結構な量のパンやサンドイッチが残っていて、それどうするんだろう?って気になって見ていたら。
それらを乗せたお皿を外に持って行く店員さん。
おや???
まさかとは思ったけど
なんと、パン、サンドイッチをお店の外に置いたではありませんか!!
ご自由にどうぞ、ってことです。
お店の前を通りかかる人たちがパンを持ち去って行きます。
袋にごっそりパンを詰めて持って帰るおっちゃんも!(笑)
さすがにベルリンでもこの光景は初めてみたので驚きました!
廃棄しちゃうくらいなら道行く人々にご奉仕!
お金、食べ物乞いをしている人たちをよく見かけますから、そんな人たちに優しい素敵なカフェでした!
ベルリンで一番好きな場所、トルコマーケット
ワーホリ最後の1週間に突入してしまいました。
全然実感わかないけど、2015年3月1日に入国したので16年2月の末までのビザ。今年はうるう年だから29日までで1日お得!
なんだかんだ9か月いたベルリン。好きか嫌いかと言われると嫌いじゃないけど好きにもなりきれない気持ちは相変わらず。
この活気ある特異な街を知り尽くすには出不精すぎたわたし・・・。
特に思い入れのある場所とかないな~あるかな~?なんて考えてみたらありました!
トルコマーケット!
ノイケルンの運河沿いで毎週火曜日と金曜日に開かれるマーケット。
行くたびに楽しいなぁと思える場所。
ベルリンに来たばかりのころにもちょっと書いた気がするけど改めて。
トルコ人のおっちゃんたちの呼び込みの声が飛び交う。
「bitte, bitte, bitte, bitte!!!!」「lecker, lecker, lecker, lecker!!!」らっしゃい、らっしゃい、らっしゃい、らっしゃい!!うまいよ、うまいよ、うまいよ、うまいよ!!みたいなかんじかな。
黒い服に身を包んだドラえもん体型のトルコ人のおばちゃんたち。
トルコ人女性って、若い子はすごくきれいなのになんでおばちゃんになるとみんなこんなずんぐりむっくりになっちゃうんだろう(笑)
みんな大量にお買いものするからカートを引いてノソノソと歩いてます。
ここはベルリンではなくイスタンブール!
マーケットの何が楽しいって、毎回何かしら激安買い得なものに出会えること!!
夏はプルーンが2パックで1ユーロだったり、秋口はアボカドが5個で1ユーロ、ときには1箱(12個入りくらい?)がたったの2ユーロ!!なんて笑ってしまうようなたたき売りを目にすることも!!
でも「今日はまだ冷蔵庫の中がいっぱいだから次回・・・」なんて思って翌週行くともう同じ値段では売っていなかったり。
その場限りなの!!
だから行くたびに「今日は何が買えるかなぁ~♪」ってどんな収穫があるかわくわくしながら買い物に向かいます。
果物どっさりの日もあるし、何も買えない日もある。
今は季節的に果物が少ないのが残念だけれど。
夏に比べると人も少なめ。(観光客がいないからかな)
今回は1kg、99セントでオレンジとリンゴをゲット。
リンゴ5個とオレンジ2個でたったの1.5ユーロ!
試食で味見してたら隣にいたトルコ人女性が「おいしいわよね、このリンゴ」なんて話かけてくれたりなんかして。
マーケットはこの生活感あふれる感じが楽しい。
ちなみに、「●個でいくら」な売られかたをしているもの、屋台のおっちゃんが袋をくれてそこに自分で選んで野菜や果物を入れてお金払うんだけど、トルコ人のおばちゃんたち数ごまかして多めに入れてたりする!万引き!!(笑)
割と自由なのも楽しいマーケット。
お野菜、果物の他にも色々売ってます!
これを買うのも毎回楽しみなの、クリームチーズとオリーブたち!
食べ物だけではありません!
衣料品や日用品も売ってます。
手芸屋さんもいくつも出ています。
カラフルな布は見てるだけで楽しくていつもついつい足を止めてしまうんだけど、使い道が思い浮かばず買えずじまい。手芸好きなんだけどな~。何か作りたいな~。
そしてそして、わたしがはまっているのがこの丸いトルコのパンなのですよ。Fladenbrot。ケバブに使われているパンです。
顔をかるく覆い隠せちゃうくらいの大きなパン!奥のナイフと比べて大きさが伝わりますか?
クミン風味で上にはゴマがまぶしてあります。
咬みごたえがあって、ほのかなクミンの味に、気づいたら朝食に一人で半分食べているという暴食を発揮してしまうほど病みつきになる!
もちろん、屋台での買い食いも楽しみのひとつ♪
薄いパイ生地みたいなのにチーズとほうれん草を挟んだもの。これで1.8ユーロ。
カロリー高そうだけど(だからこそ?)魅かれちゃうんだなぁ~
買い物の後はカフェ休憩
トルコマーケットのある周辺はクロイツベルクとノイケルンの境目、クロイツケルンと呼ばれる地区、オシャレなカフェが点在しているので買い物後にカフェに行くのも楽しいのです。
Friedelstr. 40, 12047 Berlin Neukölln
ふらふらと歩いていたら見つけた、アンティーク調なかわいいカフェ!!
食器もお店のオリジナル!
手作りケーキは目移りしてしまう、女子にはとってもおすすめのカフェ。
この通りはほかにもいくつかカフェがあって、このカフェの隣にあるアイス屋さんは夏にはお店の外まで順番待ちの列ができるくらい人気。アイス屋さん、冬はセレクトショップになっているみたいです。
Graefestraße 10, 10967 Berlin
KATULKIに行ったら満席だったので諦めて他のカフェを・・・と歩いていたら見つけたカフェ。Cottbusserdammを挟んで反対側、クロイツベルク側にあります。
オレンジ色の煉瓦とシンプルな家具で素朴な温かい雰囲気のカフェ。
ピアノが置いてあるのも素敵♪
今週の金曜日、最後にもう一度行けるかしら?
特に買うものが決まってなくても行くのが楽しみなトルコマーケットなのです♪
その八重歯本物ですか?ドイツ人も知っている日本のつけ八重歯
私には立派(すぎる)な2本の八重歯がある。
笑ったときだけでなく、口を閉じているときですらちょっと出ちゃう出っ歯八重歯。
つけ八重歯が流行っているらしい
先日、初対面のドイツ人に突然「質問があるんだけど。その八重歯本物?日本では人工の八重歯をつける人がいるって聞いたけど」と聞かれ、笑ってしまった。
えっ?そうなの?人工の八重歯なんてあるの??
彼に言われるまでつけ八重歯なんてものが存在することを知らなかった。
ので全く予想外の質問に「どんな質問よ」と思わず笑ってしまうくらい衝撃だった。
外国人の方が、日本の変なことについてよく知っていたりする。
「いや、これは本物の歯だよ」と言ったら
「そっか、お金かけてつけたものじゃなくてよかったよ!」と。
いやいや、お金かけてわざわざこんなものつけるほどばかじゃないわ!!
でもそうよね、偽物かと思われちゃうくらいわたしの八重歯は大きいのよね・・・
お見苦しいですが、こんなです↓
で、帰ってきてネットで調べたら、つけ八重歯流行ってるんですね・・・。
どうなの?つけ八重歯
ドイツ人(にかぎらず欧米人)は歯への美意識が高い。
小さい頃に歯列矯正してしまう人が多く、みんな白くてまっすぐな綺麗な歯並びをしている。
そんなんだから、日本でのように「八重歯かわいいね」なんて言われることはめったにない。かわいいねどころか言及すらされないのがほとんど。
1年ドイツで過ごして八重歯に言及されたのは数えるほど。
「その歯本物?」って驚かれるのと「素敵な歯ね!」って褒めてくれるのが半々くらい。
むしろ歯並び悪いのを放置していて育ちの悪い子とか思われてたら嫌だなぁと思う・・・。
だから今回も含め、ドイツ人に八重歯について言われるときはちょっと恥ずかしい気持ちを抱く。
なのに!日本ではわざわざつけ八重歯をつける人たちがいるの!??
なんて愚かな!と思ってしまった。
さすがにつけ八重歯なんてものを商売にする人たちがいるのはどうなのよ、と思う。
だって、これってたまたまなってしまうもので、もともと美しさを意図したものじゃないじゃない。
需要があるから商売として成り立つんだろうけど、これは仕掛けた側が煽って需要ができちゃってるでしょ。
需要を見つけ出す、マーケティング的には成功だと思うけど、これを商売にしていいかは道徳観の問題じゃないかしら。
女性の美しくなりたい願望は無限だから、美容業界って煽ればいくらでもお金になる。なんでも金儲けにしてしまう。これってどうなんだろう。
実際、ほとんどの歯科医たちはつけ八重歯に反対みたいです。
日本人は歯ならびに対する意識が低く、かわいい人なのに八重歯のままという、とても残念な人がいます。決して八重歯だからかわいいのではなく、八重歯を治せばもっと美しくなれるのです。まして、八重歯にしたらかわいくなれるなどというのは勘違いも甚だしい。国際的には、どうしてなおさないの?と不思議がられるようなものなのです。そして八重歯は将来の歯周病や咬合不全のリスクファクターであり、ヘアカラーとかネイルなどとは違って健康に悪い状態を作り出してしまいます。付け八重歯が日本ではやるとすれば、日本社会の未成熟と国民の無知と歯医者の怠慢を示す以外の何ものでもありません。
多くの歯科医師は、八重歯の人の口元を「残念」と思っている。海外先進国の人から見ても、悪い歯並びは、子供の時にまともな治療を受けることができなかった境遇の人と見られている可能性が高いということ。K-popアイドルになるには歯並びが良いことが目がきれいなことと同じくらい重要。韓国では歯並びが悪いと就職にも不利と聞きました。歯科医師の立場は、良い歯並びが良いと言うところだと思います。儲かるから付け八重歯を流行らせるというのは、同業者としては残念です。
そりゃそうだ。歯って美以前に健康の対象ですから。
歯科医さんたちも一部の同業者の行為を残念に思っている模様。
日本人独特の美意識
一方、つけ八重歯をしたいほど八重歯を魅力ととらえる日本人のこの感覚はおもしろいなぁと思う。
欧米では全くもって魅力の対象にはならにわけですから、これは日本人独特の美意識です。さっきも書いたように、日本人と欧米人の八重歯に対する反応の差はとても大きい。身を持って感じる。
「八重歯=かわいい」この感覚はいつからなんだろう。なんでなんだろう。
ちょっと前の板野友美の八重歯人気が思いつくように芸能人の影響なんだろうな。元祖は石野真子らしい。
あひる口とか八重歯とか、日本人のかわいい感覚は独特。
『八重歯ガール』なんて本まで出ているらしい!!
茶髪やカラコン、二重整形にいたるまで、美の対象が欧米に影響を受けている。
欧米人みたいな外見になろうとする女の子たち。
アジア人にはアジア人の美しさがあるのに。この風潮を残念だと思う。
だからね、海外からなんと言われようと、日本人がオリジナルな美意識を持っていることはいいことでもあると思うのね。
かくいうわたしも、矯正を考えたこともあるもののこの年まで八重歯できたのは、かわいいと見なされる日本の風潮に甘んじてきたのは否定できない。
とはいえ以前から「何歳まで八重歯はありだろう。さすがに30歳で八重歯はないよな~」なんて思っていたのだけれど気づけばもうすぐ30歳・・・。
電車の中の子供にも
この記事を書こうと考えていたら、今朝の電車の中で。
課外授業に向かう子供たち(小学校1年生くらい?)が地下鉄に乗ってきて(ベルリンではよく見かける光景)ボックス席の私の向かいと隣に男の子が座った。
二人は目くばせしてくすくす笑っていて、向かいの男の子と目があったら彼はニコっと笑ってくれた。で、隣からも視線を感じたので振り向くと、隣の男の子はぷいっと反対側を向いてクスクスって笑っている。こんな、いないないばぁみたいなことを数回繰り返し。
子供たちかわいいなぁ~ってきゅんきゅんしていたのだけれど、だんだん「いや、アジア人だからって好奇の目にさらされているのだけでは!?」なんてことも考えはじめた矢先。
目の前の男の子が「何語話すの?」って話しかけてきた。
「何語だと思う?」って聞いたら「ん~・・・中国語?」残念、日本語だよ~。
その次には「なんで君の歯はそんななの?」と!
ん~・・・なんでと聞かれると困っちゃうなぁ。だから「ヴァンパイアなの!」と答えてみた(笑)「えぇ!ヴァンパイア!!」二人はまた顔を見合わせ笑っていた。
幼いドイツ人とってわたしは、アジア人なうえに変な歯をしていて珍しかったのでしょう。そんなわたしに話しかけてきた彼はとっても勇敢ね!
最後は余談ですが、歯科業界のモラル、日本人独特のかわいい文化と色々と考えるきっかけをくれたドイツ人からの一言、つけ八重歯についてでした。
アンペルフラウはここにいる!【ドレスデン】
日本でも知られているアンペルマン。
ベルリン生まれの信号機のキャラクターです。
ちなみに、ドイツ語でアンペルAmpelは信号機の意味。信号男くんです。
アンペルマンは旧・東ドイツ時代に誕生し、現在でもベルリンを中心に活躍している「歩行者用信号機」です。
60年代のモータリゼーションによる交通量の増加にともない、増える交通事故から歩行者を守るために、視認性に優れたこのデザインが誕生しました。
アタマでっかちの三頭身で、両手を拡げる「記号」としてのピクトグラムは、その光る面積も大きく「感情豊かに」歩行の停止を呼びかけます。
アンペルマンの「信号男」としての優れた点は、進行と停止を指示する意味を、青と赤の色彩による、単純な記号要素に置き換えただけでなく、表情や身振りによる非言語的要素を加えたことにあります。
絵文字による誰にでも理解しやすい信号は、子供や視覚異常の方、海外旅行者を含む歩行者の安全を守るにふさわしいカタチといえます。
昨年日本でアンペルマンの本も出版されているみたいですね。
アンペルマンに女の子バージョンアンペルフラウがいるのをご存じですか?
私のブログのアイコンにもしています。
「進め」の女の子。
前向きにがんばる女性でありたいな、なんて意味もこめてつかってます。
(あれっ、これって著作権?肖像権?とかひっかかります?それとも自分で撮った写真使ってるだけだから大丈夫?問題あったらどなたかご指摘ください)
アンペルマンショップにはこのアンペルフラウのグッズも売っていますが、ベルリンではまだ信号機としてのアンペルフラウを見たことがありません。あるのかしら?
しかもアンペルフラウ、止まれの赤バージョンはアンペルマンショップのグッズにもなっているけれど、進めの緑はないみたい。
でも、ドレスデンではアンペルフラウ、ちゃんと信号機として活躍しているんですよ!
ということで、アンペルフラウに出会える場所をご紹介します。
旧市街 マルクトプラッツ横
一番見つけやすいのはここだと思います。
マルクトプラッツの横、マクドナルドの前です。
右がアンペルマン、左がアンペルフラウ。アンペルマンとのツーショットが見れるのはここだけかな。
旧市街、プラガー通り入口
アルトマルクト横にあるショッピングモールAltmarkt Galerieを出て、中央駅へと続くショッピング街Prager通りへと渡る横断歩道。
新市街中央駅
Bahnhof Dresden Neustadt横のトラム乗り場へ渡る信号機もアンペルフラウです。
新市街、アルベルトプラッツ
新市街、トラムの行きかうアルベルトプラッツの一角。
わたしが見つけられたのはこの4カ所。ほかにもどこかに隠れているのかも!
ドレスデンに行く際はぜひ見つけてみてください!
手土産、プレゼントに重宝しているフランスのお紅茶KUSUMI TEA
ドイツで生活していてもちょっとした手土産やお礼の品が必要になることがある。そんなときのわたしの定番にしているもの。
ワインかチョコでもいいかなぁ~と思うのですが、チョコはありきたりだしワインは好みがありそうだし、何かほかにいいものないかなぁと思いついたのがKUSUMI TEA。
学生時代ロブションでバイトをしていた時に、ロブション氏のお気に入りの紅茶ということでお店で取扱いがあったのがきっかけで知ったブランドです。
フランスではパリのプランタンはもちろん、スーパーで見かけることもあって、フランス土産としても重宝してました。
フランスのお紅茶といえばマリアージュ・フレールが有名ですが、KUSUMIもとっても香りがよくて種類も豊富。
パッケージがカラフルでオシャレだし、紅茶の好みが分からなくても、贈る人のイメージに合わせてパッケージの色で選ぶのも楽しかったりします。
ドイツ人はハーブティー好きだしフレーバーティーは好まれるんじゃないかしら、と勝手に思ってます。
ベルリンではKaufhofでも取扱いがありますが、贈り物として使うときはショップの袋付きがいいなぁと思っていたらMall of Berlinに直営店があるので、わたしはいつもそこで買っています。
日本で買うと結構いいお値段するのですが、こちらでは20個入りのティーバックで10ユーロほどで買えるので簡単な贈り物に調度いいのです。
今は自分にはそんなに贅沢してられないのでもっぱらプレゼント用の購入ですが、日本に帰るときには家族へのお土産兼ねて買って帰りたいな。
で、気になっているのがローズグリーンティーとストロベリーグリーンティー!ピンク好きなのでパッケージの色が好みってのもあるんですけどね。
ローズティーはちゃんとバラの花びらも入っていて華やかなバラの香り、ストロベリーティーは甘~いいちごの香り。どちらも本当に香りがいいの!
ストロベリーティーはミルクティーにして飲みたいなぁ。あっ、、でもグリーンティーだからミルクには合わないかな。。
https://de.kusmitea.com//?___store=kusmi_de
もうひとつ気になっているのがデトックスティー!
マテ茶ベースで緑茶、ルイボスティー、たんぽぽ、グレープフルーツのブレンドティー。ん~ブレンド内容を見ただけでいかにもダイエットによさそう!!
体内の半分は水分ですから、飲み物はちょっと贅沢していいものを摂取したいなと思ったりするのです。
贈り物にも、自分の贅沢ティータイム用にもおすすめのKUSUMI TEAです♪