さよならベルリン、ありがとドイツ!日本に向けてセンチメンタルジャーニー
いよいよベルリンを離れる時が来ました。
18:50のフライトでイスタンブールを経由して日本に着くのは明日3月1日の夜。
あと1時間でアパートを出ます。
白くて高いアパートの天井。この景色で目覚めるのもこれが最後。
お決まりの荷造りで手こずりさっきようやく終わったところ。
今日もベルリンの空はグレー。
最後も相変わらず晴れてくれないのね、きみは。
2015年3月1日に入国して366日。
ベルリンで書く最後のブログ、もっと丁寧に書きたかったけれど時間がない。
こうしている今もなんだか日本に帰るという実感がないのだ。
いや、分かっているんだけど、明日の今はもう自分がここにいないということがなんだか信じられない。
ちょっとしんみり。
たくさんの人、街、風景との出会いにあふれていたこの一年。
とっても満たされてました。すべてのことにありがとう。
まだまだ書きたいことがたくさんあったのです。
旅行記とか、書ききれてないことがあるので、帰国してもしばらくドイツについて書きたいと思っています。
さみしいけどしんみりしていてもしかたない!
明日は3月1日。新しい月が始まる!!日本での新生活が始まる!!
今の気分はこんな感じ♪
Idina Menzel - Defying Gravity (from LIVE: Barefoot at the Symphony)
いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。ドイツ生活は終わりますが、これからもたまにのぞいていただけると幸いです。
なんともいえない達成感!フラメンコの発表会
もう一か月ほど経ってしまいましたが、フランコ教室の発表会がありました。
ベルリンの東側、Adlershofという駅にある小さな劇場で。
小さな劇場でもロビー兼バーになっており、お客さんは開演前にお酒を楽しむことができます。
17時からリハーサル。
で?何時集合なの?っていうのを同じクラスのメンバーと確認しそびれ
いちを30分前に到着。
平たい顔族のわたしはみんなよりメイクに時間がかかるので家である程度メイクまで完成させて会場に向かった。
次々にやってくる別のクラスの生徒さんたち。
ドイツ人の中に一人日本人でちょっと心細い。
だって17時になってリハーサルが始まってもわたしのクラスのメンバーは誰も来ない・・・。
わたしたちの出番は11クラス中最後のから2番目だからみんな余裕ぶっこいている。
リハーサル。
練習の時より明らかにテンポの速いギターリスト。
日本の教室でもそうだけど、本番は踊り手だけじゃなくてギターリストもテンション上がっちゃってめちゃくちゃテンポが上ってしまう。
いつもの練習みたいに目の前に鏡があって自分の姿を確認できるわけでもないし、迷子になった気分になる。
速い速い。。みんなの足並が乱れる。
不安いっぱいのまま終わったリハーサル。
そこから本番まではグループのみんなで振り付け確認のため何度も踊る。
これは日本でもいつもそう。
本番前の緊張感。
いつも以上にクラスの一体感が生まれる。
出番待ちの間に、ロビーでギターリストの音楽で振り付け確認するクラスがあったりして、ステージ以外でもフラメンコ音楽が聴けるこの状況にわくわくしたり。
生徒さんの中にはスペイン系なのか(見た目もそんなかんじ)スペイン語が話せる人が何人かいて、スペイン語も聞こえてくる。わたしなんかドイツ語もままならないのに。。。ヨーロッパ人は数カ国語話せるのも全然特別なことじゃないんだよなぁと改めて。
驚くのが着替え。
着替え室はなくて、楽屋い続く裏手の階段で着替えなんだけど、みなさん、先生が通ろうがギターリストが通ろうが、はたまた会場のスタッフが通ろうがおかまいなしにばばーんと上下下着姿になって堂々と着替え!!
男性の目とか気にしないのね。
そして男性たちも気にしないのね。
同じクラスの一人がわたしの方にお尻を向けてスカート脱いだかと思ったら、Tバックに網タイツ!!!なんとセクシーな!見ちゃったこっちが照れるわ!笑
この下着姿をさらす感覚は違うよなぁ〜と感じるところ。
レッスンの時も、わたしは着替えのスカートかズボンを履いてから練習着のスカート脱ぐようにしてるけど、ドイツ人のみんなは潔くスカート脱いでパンツ姿になってから着替えの服を身につける。
日本人のわたしはやっぱり恥じらいの心でできるだけ下着姿は隠したいなぁと思ってしまう。
いよいよ本番。
150人の観客。慣れないスポットライト。
どこに視線を置いていいのか少し戸惑う。真っ直ぐに観客席の一番後ろを見据え
落ち着け、落ち着け。大丈夫。
やっぱりギターは少し速い。
曲の半分まできたらようやく緊張よりも踊ることを楽しむことができるようになって、最後はわたしが一番得意で自信をもって踊れるパート。
ギターリストと先生の他に、レッスンではいない手拍子と掛け声かけてくれる女性が一人。曲、踊りを盛り上げる掛け声が入って、ステージの上でスポットライトを浴びて踊っているこの状況に浸る、音楽と一体になる。照れとかそんなのふっとんで、踊っていることがものすごく気持ちいい!
フラメンコは1曲本気で踊るとかなりエレルギーを使う。走った後みたいに息が上がる。汗もかく。生演奏のギターの音楽に合わせてテンションも心拍数も上がった状態で曲の終わりまで踊りきる。
舞台を去る間際、先生がDankeと声を掛けてくれたのが印象的だった。
緊張から解き放たれて、ほっっ。
この開放感、達成感、充実感はなかなか普段の生活では味わえない、特殊な感覚、高揚感。
一緒になってドキドキして、ドイツ人と一緒にひとつの事をやり遂げた経験。
発表会、人の前で踊るのって、日本でもとても特別なことなんだけど、それをドイツでドイツ人と一緒に経験できたこと。
わたしにとって特別な経験。
たった半年だったけれど、先生も同じクラスのメンバーも大好き!いい教室を見つけることができてよかった。日本にいたときよりフラメンコが好きになった。
そんな教室のみんなともお別れしてきました。名残惜しいな。
なんの憧れももたずにベルリンに住んでみて感じたこの街の魅力とは
ここ最近も、「ベルリン好き?」って聞かれることがよくあって。
う~ん、、好きと嫌い半々かな~と答えるのだけれど、
1月後半から2月前半にかけてドイツ国内の色々な街に旅行した。わたし好みの歴史ある古い街たちだったり、比較的大きな都市だったり。だけど別の街にいるとふとベルリンを恋しくなることがある。
なんだかんだ、わたしにとってはベルリンを選んで正解だったんだろうな、と思う。
以前にもベルリンについて書きましたが、相変わらずこの街について考えてます。
初めて都会で暮らした。
都会で暮らすのも初めてなら、一人暮らしをするのも初めてだった。
“生活の場”としてベルリンについて考えてみた。
ちなみにわたし、千葉県市原市出身。
大学も職場も東京だったけれど、10年以上、実家から毎日1時間以上かけて都内まで通う生活。わたしにとって、東京は通うところだし、地元は寝るために帰るところ。
東京は活動するところで、地元は生活するところ。暮らしの場が二か所。
ベルリンを好きになれないと言いつつも、じゃぁいままで自分が日本で多くの時間を過ごしてきた東京が好きかと言われれば、東京もそんなに好きってわけじゃない。そりゃぁ東京には何でもあるし便利だけど、じぶんの生活がそこに根ざしているわけではないからそれ以上の思い入れはないのだ。
だからといって、小さい頃から育ってきた土地にもまったく思い入れはない。だってこれといって何もない、ただの住宅街。
そう考えていたら、あ、わたしって根無し草なのかもしれない。
なんて思ったり。
もしくはどこにも満足できない残念なやつか・・・。
そんなわたしが初めて活動と生活を同じ場所で過ごしたのが、今。ここベルリン。
そもそも、この街を好き嫌いというまえに、ここで暮らすこと自体が、これまでのわたしのライフスタイルとは違うのだ。
「大きくて、ごちゃっとしていて小汚い」ベルリンに対するこの印象は相変わらず。
だけど居心地はいいんだ。
パリでもロンドンでもなく、ミュンヘンでもデュッセルドルフでもなく、ベルリンで暮らせてよかったって思える。
変な街。
ドイツの中では断トツで大きい。
大きな都市って言われるけど、東京に比べたらなんてことない。
面積は23区より大きいけど人口は半分以下。
東京23区:面積621km2、人口約920万人
ベルリン:面積891.85km2、人口約350万人
生活感あふれる街並みがベルリンの魅力
住んだことはないけれど東京を思い浮かべて比べてみる。
確実にこことは違う景色。
ベルリン、首都、都会だけど高層ビルは数少ない。
圧倒的に住宅街。この街の大半は人々の生活するアパート。と公園などの緑地と湖。
ミッテ以外は近代的なビルなんてほとんどない。
一方わたしが思い浮かべる東京って、住宅街じゃなくて商業施設とかオフィスビル街。
無機質なビルたち。どこかの不動産会社たちが開発した街並み。
(これは東京に住んだことがないから故のイメージであるとはおもうけれど)
ベルリンと東京は全然違う。
ベルリンはいたるところに人々の生活感が溢れている。この街を魅力的にしているのは人々。人々の生活色が色濃いから地区ごとに、通りごとに表情が違う。
おしゃれなカフェやお店が多く活気あるプレンツラウアーベルク(上)やちょっと落ち着いた雰囲気で小ぎれいなシューネベルク(下)
こんなモダンなアパートも。
街を開発するディベロッパーではなくて、ここに住む人たちが、彼らの個性がつくりだすこの街の魅力。
街の至る所に見られる落書き?グラフィックアート?
なんだかおもちゃ箱みたい。
アパートの壁もドアも落書きだらけ。結構ひどい笑
ベルリンに来たばかりのころは「うわっ・・・なんでこんなに落書きだらけなの!?きたないなぁ」って思っていた。
街のいたるところで落書きを目にするけど、これを消してきれいにすることをしないのは、これもある種の個性として、まっさらなきれいな街並みより自分たちらしい生活感ある街並みとして受け入れているからなんだろうなぁ、と最近では思う。
ここに住む人たちと同じように、ベルリンは他人からの目なんて気にせずにマイペースに自由にのびのびとしている。
学生の頃、初めてロンドン、パリに行ったとき感じたのは、「こんなに古い建物がたくさん残っていて、首都機能をもちながらもこうして古い建物も共存できるの街って素敵!!」という驚きだったけど
ベルリンで感じるのは、大国の首都なのにこんなにのんびりしていられるのか、っていう驚き。
「ベルリンは 貧乏だけどセクシーだ」
ベルリン市長の言葉だそう。
自由気ままで目の離せない、魔性の女のような街ってことかしら。
でも、女性でセクシーだったらそれを売りにして金持ち男性たちに媚び売って貧乏脱却できると思うけどね笑
なーんて考えててたら、ベルリンてカポーティの「ティファニーで朝食を」(映画ではなく小説版)の主人公のホリーようなかんじ?
だけどきっと、ベルリンは裕福になることなんて望んでないように見える。
今のまま、じぶんたちのやりたいように、あるがままに。
ロンドンが良家の子女、パリがお高くとまった意識高い系だとしたら、ベルリンは周囲の目なんか気にせずわが道をゆくアウトロー。
んん、こんな例えを考えてたら、数年前までのわたしはパリタイプの女性になろうとしていたし、ベルリンタイプって周りにいない。受け入れられないと思って遠ざけてきたタイプ。そりゃぁわたしがなかなか素直にベルリンを受け入れられないわけよね。
「外国人」であるということが気にならない
これまで書いてきたのは単なるわたしのイメージだけど、実際生活の場として、外国人に寛容な街だから居心地がいい。
「浮きもしないけど馴染まない」江國香織の『神様のボート』にこんな表現があったとおもうけど、正にそんなかんじ。
わたしがこの街に馴染めているのかは分からないけれど、浮いてはいないと思う。
外見アジア人で明らかに外国人のわたしでも、駅や道端で道や切符の買い方を聞かれたことが何度もあって驚いた。道を聞かれるって、この土地の人と見なされてるってことでしょ?これは単純に嬉しい。
ドイツ語力がないが故に気づいていないだけかもしれないけれど、街中で差別的なことを言われて嫌な思いをしたことも一度もない。
外見アジア人でも、一過性の住人でも、ただいるがままに受け入れられてる。そんな感じが心地よい。
ワーホリ生活の大半を過ごしたベルリン。1年ちょっと前まではここに住むなんて考えてもみなかった。住んでみたいとも思っていなかった。東西分断という特異な歴史をたどった街。そんな歴史に負けず劣らず個性的な今のベルリン。
初めて一人暮らしをした街。わたしのワーホリ生活はベルリンとの折り合いをつけることでもありました。
1年あれば色々変わる。
帰国前にもう一度帰りたかったドレスデン。
この一年で出会った中で一番の友人、チェコ人夫婦に会いに日帰りでドレスデンへ。
わたしがドレスデンに愛着を感じるのはこの友人の存在も大きい。
ハウプト通りにの花壇に植えられたクロッカスの花。
覚えてる。
ドレスデンに到着して初めての週末ここを散歩したときに咲いていたのを。
同じ花が、季節が巡ったことを教えてる。
(今はまだつぼみだったけれど、これは一年前に撮ったもの)
同じ景色の中に戻ってきたんだ。
同じ街の同じ季節。
だけど、ここですら1年で変わった。
友人が連れていってくれようとした、アルトシュタットにあるカフェがなくなっていて他のお店に変わってしまっていた。
わたしがいた時には始まったばかりだった工事現場に大きな建物ができあがりつつある。
若者が多い新市街ノイシュタットはもっと変化が早い。
前回12月に来た時、これまたわたしがいた時には何の工事なのかもわからないような状態だった所に、新しい商業施設がオープンしていて驚いた。
ドラッグストアだった場所がbioスーパーに変わっていた。
この街は、破壊されてしまった戦後ですら戦前と同じ姿を取り戻した、何百年前と変わらぬ風景を留めた街だけれど、それでも人々の生活するエリアは変化していく。
前とは景色がちょっとずつ違っている。
なんだかちょっと置いてけぼりをくらった気分。
友人夫妻、知り合ったころは新婚1年目の夫婦だったのに、今奥さんは3週間後に出産を控えた臨月の妊婦さん。
この短期間、わたしには短期間に思えてしまう時間の中でこんなにも色々変われるのか。
目に見えるものの変化に、時の与える影響力の大きさを感じる。
そして自分がなにげなく過ごしてきた時間の長さを実感する。
ぼーっとしている間にも変わる意志のあるもの、変わる運命にあるものは変わっていく。
私は変われただろうか、この一年。
毎日必死に駆け抜けました、っていえるような過ごし方ではなかった。
きっと日本で1年生活するよりも、のんびりと暮らした1年だった。
それでも、たくさんの景色を見たしたくさんの人に出会ったし、日本にいたらできないような経験、いい事もちょっと大変なこともあった。
のんびりしてたけど、きっと私も日々の蓄積の中で変化できてきたと思いたい。
「もう1年かぁ」と口では言ってみるけど、1年て結構な期間だ。
それを感じさせてくれるドレスデンの街角の変化。
きっと大きくはない街だから余計にそれを感じる。
1年前にこの街に初めて降り立った日のことをはるか遠い日のようにも感じる。
そう感じるのは、12か月という月日の中にものすごくたくさんの出来事があったからなんだろう。
空気の匂い、陽の趣きが、ここに来たばかりの頃を思い起こさせ、少しセンチメンタル。
日が延びた。
再び春が来る。
変わらぬ街並みに思いを馳せたこともありました。
ドイツにしかない?謎の乳製品Quark(クヴァーク)
Quark(クヴァーク)
スーパーの乳製品売り場でヨーグルトの隣に売っている、聞きなれない名前の乳製品。
語学学校で朝食についてのトピックに出てきて知ったのが初め。もう半年以上前。
Quark?なんだそれ?
聞きなれないし発音しづらいし。
と辞書を引いてみたら「疑乳」と書いてあり、さらに??
疑乳??全然説明になってないけど、それ。
なぞは深まるばかり。
先生の説明によると、ヨーグルトより脂肪分は少なくてタンパク質は多くて健康的、と。
ふ~ん、ヨーグルトの仲間か、と存在を知ったものの試してみることはせず長らく放置してきました。
が、最近になって、このQuarkとジャムをパンに塗って食べるとおいしい!というのを聞き試してみたら、ほんとだ!!すごくおいしい!!
ヨーグルトの仲間と思っていたけど、実際食べてみたらちょっと違う。
この味は・・・
フランスのフロマージュ・ブランに似ている!!
ヨーグルトよりもクリーミーで濃厚で、なんていうのかしら・・・フィラデルフィアともちょっと違うんだけど、ジャムと合わせるとデザートなの!
これを知ってからというもの、ジャムの消費量が格段に増えている。危険危険・・・。
今更ながらQuarkにはまってます。
フロマージュ・ブラン(フレ) 500g【フレッシュタイプチーズ/フランス】
|
で、改めてQuarkってなんなんだ?とwekipediaで調べてみた。
クワルク (独:Quark、白チーズ Weißkäseとも呼ばれ、オーストリアやバイエルンではTopfen、南/南東ドイツはSchottenと呼ばれている。) は、フレッシュチーズである。
なんだ、Wikipediaにもフレッシュチーズって書いてあるじゃない!!
ということで、ヨーグルトの仲間ではなくフレッシュチーズだそうな。
Quarkを使ったドイツ料理
このQuarkを使ったドイツの定番料理、Kartoffeln mit Qrark(ジャガイモとクヴァーク)。
とってもシンプル!
Quarkにみじん切りにした玉ねぎ(生でも炒めてもOK)とLeinölを混ぜるだけ。
が、ここでまたLeinölってなに??
と聞きなれない調味料が登場。
flaxseed oilフラックスシードオイル。
らしいが英語にされてもわからない。
日本語だと麻亜の種からとれるマア油らしいが日本語にされてもやはりピンとこない(笑)
でもオメガ3が豊富で健康にいい油みたい!!
『亜麻仁油100% 250ml 』 アマニ油/アマニオイル/あまに油/オイルエステ/オメガ3/亜麻仁オイル【2個で送料無料(沖縄県等は送料無料になりません。)】
|
茹でたジャガイモをフォークの背中でつぶしながらQuarkと混ぜて食べるシンプル料理。シンプルだけど、タンパク質豊富なQuarkとオメガ3たっぷりなLeinölの組み合わせで健康的!!
その他にも、パン屋さんでよく見かけるQuarkbällchen(クヴァークベルヒェン)という揚げドーナツみたいなおやつ。ドーナツよりも少ししっとりしています。
クリームチーズなので、ケーキ作りにも使われ、Quarkを使ったケーキはベイクドチーズケーキみたなしっとりしたかんじ。
http://mbb.ghostchildren.de/omas-quarkkuchen.html
Quarkはつくれるらしい!
日本にQuarkはないけれど、代用品がつくれるみたい!
牛乳とレモン汁で自家製Quarkづくり!
・ボールに入れた牛乳にレモン汁を加えて一晩(16時間)、サワーミルクになるまで置く。
・できたサワーミルクをゆっくりと50度以下で熱し、ホエイが分離するのを待つ。
・サワーミルクが冷めたら、布で濾す。12時間かけて水分が全て抜けたら完成!!
結構時間かかってめんどくさそう・・・。
Quark恋しくなってもこんなに手がかかるんじゃぁ手作りはしないかな^^;
日本でも手に入ればいいのになぁ~なドイツの乳製品、Quarkについてでした!
そんなサービスしちゃうの!?な驚きカフェ!
私が一番ベルリンぽいな、と思うWarschauerstraßeワルシャワシュトラーセ駅周辺。
ベルリンは地区によってほんとに顔が違うから、その人によって何にベルリンらしさを感じるかって違うと思うんだけど、わたしはなぜかここに来るたびにベルリンぽいなぁ~と思う。
カフェやバーがたくさんあるし、クラブ街だから金曜日の夜は若者で賑わう。
それ故に汚さも一品。
線路の上にかかる橋の上からみんながゴミ捨てるから、線路がゴミだらけ!!
んん・・・。ベルリン。
ポイ捨てする人の神経が分からない。ポイ捨てする人大嫌い。こういうところ、ベルリン嫌だなって思う。
よくも悪くもベルリンぽいと思う場所。
そんなワルシャワシュトラーセ沿いのカフェでお茶をしていたら。
店内に飾ってある絵は買うことができます。
20:00閉店で、閉店前の19:45。
ショーケースに並ぶケーキやサンドイッチを片付ける店員さん。
結構な量のパンやサンドイッチが残っていて、それどうするんだろう?って気になって見ていたら。
それらを乗せたお皿を外に持って行く店員さん。
おや???
まさかとは思ったけど
なんと、パン、サンドイッチをお店の外に置いたではありませんか!!
ご自由にどうぞ、ってことです。
お店の前を通りかかる人たちがパンを持ち去って行きます。
袋にごっそりパンを詰めて持って帰るおっちゃんも!(笑)
さすがにベルリンでもこの光景は初めてみたので驚きました!
廃棄しちゃうくらいなら道行く人々にご奉仕!
お金、食べ物乞いをしている人たちをよく見かけますから、そんな人たちに優しい素敵なカフェでした!
ベルリンで一番好きな場所、トルコマーケット
ワーホリ最後の1週間に突入してしまいました。
全然実感わかないけど、2015年3月1日に入国したので16年2月の末までのビザ。今年はうるう年だから29日までで1日お得!
なんだかんだ9か月いたベルリン。好きか嫌いかと言われると嫌いじゃないけど好きにもなりきれない気持ちは相変わらず。
この活気ある特異な街を知り尽くすには出不精すぎたわたし・・・。
特に思い入れのある場所とかないな~あるかな~?なんて考えてみたらありました!
トルコマーケット!
ノイケルンの運河沿いで毎週火曜日と金曜日に開かれるマーケット。
行くたびに楽しいなぁと思える場所。
ベルリンに来たばかりのころにもちょっと書いた気がするけど改めて。
トルコ人のおっちゃんたちの呼び込みの声が飛び交う。
「bitte, bitte, bitte, bitte!!!!」「lecker, lecker, lecker, lecker!!!」らっしゃい、らっしゃい、らっしゃい、らっしゃい!!うまいよ、うまいよ、うまいよ、うまいよ!!みたいなかんじかな。
黒い服に身を包んだドラえもん体型のトルコ人のおばちゃんたち。
トルコ人女性って、若い子はすごくきれいなのになんでおばちゃんになるとみんなこんなずんぐりむっくりになっちゃうんだろう(笑)
みんな大量にお買いものするからカートを引いてノソノソと歩いてます。
ここはベルリンではなくイスタンブール!
マーケットの何が楽しいって、毎回何かしら激安買い得なものに出会えること!!
夏はプルーンが2パックで1ユーロだったり、秋口はアボカドが5個で1ユーロ、ときには1箱(12個入りくらい?)がたったの2ユーロ!!なんて笑ってしまうようなたたき売りを目にすることも!!
でも「今日はまだ冷蔵庫の中がいっぱいだから次回・・・」なんて思って翌週行くともう同じ値段では売っていなかったり。
その場限りなの!!
だから行くたびに「今日は何が買えるかなぁ~♪」ってどんな収穫があるかわくわくしながら買い物に向かいます。
果物どっさりの日もあるし、何も買えない日もある。
今は季節的に果物が少ないのが残念だけれど。
夏に比べると人も少なめ。(観光客がいないからかな)
今回は1kg、99セントでオレンジとリンゴをゲット。
リンゴ5個とオレンジ2個でたったの1.5ユーロ!
試食で味見してたら隣にいたトルコ人女性が「おいしいわよね、このリンゴ」なんて話かけてくれたりなんかして。
マーケットはこの生活感あふれる感じが楽しい。
ちなみに、「●個でいくら」な売られかたをしているもの、屋台のおっちゃんが袋をくれてそこに自分で選んで野菜や果物を入れてお金払うんだけど、トルコ人のおばちゃんたち数ごまかして多めに入れてたりする!万引き!!(笑)
割と自由なのも楽しいマーケット。
お野菜、果物の他にも色々売ってます!
これを買うのも毎回楽しみなの、クリームチーズとオリーブたち!
食べ物だけではありません!
衣料品や日用品も売ってます。
手芸屋さんもいくつも出ています。
カラフルな布は見てるだけで楽しくていつもついつい足を止めてしまうんだけど、使い道が思い浮かばず買えずじまい。手芸好きなんだけどな~。何か作りたいな~。
そしてそして、わたしがはまっているのがこの丸いトルコのパンなのですよ。Fladenbrot。ケバブに使われているパンです。
顔をかるく覆い隠せちゃうくらいの大きなパン!奥のナイフと比べて大きさが伝わりますか?
クミン風味で上にはゴマがまぶしてあります。
咬みごたえがあって、ほのかなクミンの味に、気づいたら朝食に一人で半分食べているという暴食を発揮してしまうほど病みつきになる!
もちろん、屋台での買い食いも楽しみのひとつ♪
薄いパイ生地みたいなのにチーズとほうれん草を挟んだもの。これで1.8ユーロ。
カロリー高そうだけど(だからこそ?)魅かれちゃうんだなぁ~
買い物の後はカフェ休憩
トルコマーケットのある周辺はクロイツベルクとノイケルンの境目、クロイツケルンと呼ばれる地区、オシャレなカフェが点在しているので買い物後にカフェに行くのも楽しいのです。
Friedelstr. 40, 12047 Berlin Neukölln
ふらふらと歩いていたら見つけた、アンティーク調なかわいいカフェ!!
食器もお店のオリジナル!
手作りケーキは目移りしてしまう、女子にはとってもおすすめのカフェ。
この通りはほかにもいくつかカフェがあって、このカフェの隣にあるアイス屋さんは夏にはお店の外まで順番待ちの列ができるくらい人気。アイス屋さん、冬はセレクトショップになっているみたいです。
Graefestraße 10, 10967 Berlin
KATULKIに行ったら満席だったので諦めて他のカフェを・・・と歩いていたら見つけたカフェ。Cottbusserdammを挟んで反対側、クロイツベルク側にあります。
オレンジ色の煉瓦とシンプルな家具で素朴な温かい雰囲気のカフェ。
ピアノが置いてあるのも素敵♪
今週の金曜日、最後にもう一度行けるかしら?
特に買うものが決まってなくても行くのが楽しみなトルコマーケットなのです♪