ドイツでワーホリ!!

ドイツ留学専門エージェント「ドイツ留学サポートセンター」を運営しています。自身がドイツワーホリ中に書き始めたブログ。ドイツの情報や、海外経験についてなど書いています。

クラスメートとホームパーティー

クラスメイトのカリルがクラスのみんなをホームパーティーに招待してくれました。

シリア人のカリルは内戦のために家族と一緒に国を離れ難民としてドイツに来ています。おしゃべりで、率直にものを言う、クラスのムードメーカーです。

 

 今の語学学校には他にもシリア人の生徒が結構いて、これが最初少し驚きでした。フランスの語学学校では難民として移住してきている人は全くいなかったので、これも移民、難民を多く受け入れているドイツならではなんだなぁと思います。

 

難民というと、言葉のイメージとして貧しいイメージがあったのですが、実際はそんなことなく、政府が用意したアパートで普通に生活を送っているようです。もともと彼は裕福みたいですけどね。でも、家具や所持品など政府からのチェックが入るから自分の好きなようにオシャレな家具を揃えることができないと不満を言っていました。

 

私のクラスは年齢層が高く、ポーランド人のダレックは奥さんと生後2か月の息子さんと一緒に、インド人のラジャは私より若いけれど、ちょうどお父さんが遊びに来ているのでお父さんも一緒に、先生も息子さんを連れて参加です。カリルは3人の子供のパパなのでカリルの子供たちも混ざって、賑やかなパーティーです。

 

奥さんがたくさんのお料理を作って待っていてくれました。カリルはムスリムなので飲酒は禁止、ということで今日のパーティーにお酒はなし。これまたイスラム教の文化的特性?女性がとてもひかえめなので、奥さんはこんなにおもてなしをしてくれているのに、ほとんどしゃべりません。日本人女性的な”3歩さがって”どころじゃない、完全に後ろに隠れてる!カリルが大きいので本当にそう感じる(笑)

「もっと食べて」って言うときもまずカリルに耳打ちして、カリルが私たちに「ほら、お皿あいてるぞ!もっと食て!」って。英語が話せないからっていうのもあるのかもしれないけれど。完全に裏方に徹している健気な奥様でした。私たち日本人も女性が男性をたてる文化なので私はそんなに違和感を感じませんでしたが、ヨーロピアンのダレックとヤンにとってはかなり印象的だったようです。こういう、文化の違いを垣間見れるのも語学学校で色んな国の友達ができることのおもしろい点ですね。

 

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