ペットボトルは捨てたら損!
環境大国ドイツ。
リサイクルシステムもしっかりしています。
ペットボトルと瓶はスーパーの返却機へ
買ったときに1本につきペットボトルは25セント、瓶は8セント課金されています。
レシートにPfandと表記されているのがそれです。
なので、返却しないと損なのです。
返却方法
たいていのスーパーには返却機があるので、その返却機に一本ずつ入れていくだけ。瓶かペットボトルを入れると中で機械がバーコードを読み取って瓶なのかペットボトルなのかを判別してくれます。
それにしたがって機会が返却金額を自動計算してくれる。
最後に終了ボタンを押すと、レシートが出てくるのでそれを持ってレジへ。
返金方法
買い物があるときはレジでこのレシートを出すと、会計金額と相殺してくれるし、買い物がなければその金額を返してくれます。
買い物がない場合、いちいちレジに並ばなくても、レジの外側からレシートを持って行くと会計客の合間に対応してくれます。
注意点
ラベルはそのまま!
リサイクル機はラベルについているバーコードを読んでリサイクル可か否かを判断しているのでラベルは剥がさずに!
始めそのことを知らなかった私はついつい全てのペットボトルのラベルを剥がしてしまいました。(日本ではラベルを剥がしてリサイクルに出しますよね!?)
よかれと思ってやったのに、いざリサイクル機に入れてみると読み取るべきバーコードがないので機会につきかえされてしまいました。
わけがわからず再度ペットボトルを機会に入れてもまたダメ。
後ろに並んでいた少年に、「ラベルがないからダメなんだよ」と教えられ初めてラベルが必須なことを知ったのでした。
なのでくれぐれもラベルは剥がさずに!
ビンはものによる
ビンは全てが回収してもらえるわけではありません。
ワインの瓶は家の近くの瓶回収コンテナへの返却です。
ビールやジュースの瓶はリサイクル対象ですが、スーパーによって回収できるところとできないところがあるようです。
いまいちつめの甘いシステムです・・・。
街の美化にも役立っている!
よく見かけるのが、街中でごみ箱をあさったり道端に落ちている瓶やペットボトルを回収している人。
ペットボトルと瓶は収入源になりますからね!
返金目的でペットボトルと瓶を回収してくれる人たちがいるのでボトル類の瓶が街中に溢れることがないのです。
こうすることでホームレスの人たちも自力でお金を手に入れられるし、いい制度ですね。