ドイツでワーホリ!!

ドイツ留学専門エージェント「ドイツ留学サポートセンター」を運営しています。自身がドイツワーホリ中に書き始めたブログ。ドイツの情報や、海外経験についてなど書いています。

ベルリンのワンダーランド!? クジャク島へ

9月最後の日。

お天気がいいので、電車で少しだけ遠出してみることにしました。

私の住んでいるところからは反対側、ベルリンの西南にあるヴァンせー(Wansee)に浮かぶ島、クジャク島(Pfaueninsel)へ。

 

Sバーンを乗り継いで40分ほど。Wanseeで下車。

さらに駅前からクジャク島へ218番のバスに乗ります。平日は1時間に1本しかないバスを待つ間、30分ほどWannseeの辺りを散歩。

 

目の前に広がるWannsee、そしてどこまでも広がる空!!さっそくここがベルリン、都会だということを忘れる景色です!!

f:id:mikamilka:20151001163659j:plain

木々が色づき始めて、すっかり秋を感じます。

f:id:mikamilka:20151001163641j:plain

218番のバスは2階建てのレトロな旧型のバスです。これがまた、非日常的な感覚を増長してくれます。家から1時間弱しか離れていないのに、どこか遠くに旅行に来た気分です。

f:id:mikamilka:20151001163632j:plain

森の中を通ってバスで15分ほどでクジャク島の入口に到着です。

 

島の対岸で4ユーロ払い、フェリーに乗ります。フェリーというのでもっと長距離乗るものかと思いきや、この対岸に見えているほんの数十メートル離れたのがクジャク島です。なのでほんの一瞬で島に着きます。

f:id:mikamilka:20151001163623j:plain

緑あふれる島です。

f:id:mikamilka:20151001164936j:plain

島のあちこちをクジャクが歩いています。野放しです。

今はシーズンオフなのか、トレードマーク、お知りの目玉模様の羽は抜けてしまっていましたが、青が美しい!

f:id:mikamilka:20151001164927j:plain

この島はもともと17世紀に、ブランデンブルグ選帝侯フリードリッヒ・ヴィルヘルム1世によって、うさぎの繁殖地とされたため、 Kaninchenwerder ("Rabbit Island") と呼ばれていたそうです。クジャクではなくてうさぎだったんですね。

 

その後100年ほど放置され、18世紀にプロイセン王フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世によってクジャクが放されたそうです。彼が愛人のために建てたお城や、英国風庭園、搾乳所などが今も残っています。

 

f:id:mikamilka:20151001184525j:plain

お城の写真をとりそびれたので拝借:http://www.berlin.de/tourismus/parks-und-gaerten/1355676-1740419.gallery.html

 

島の真ん中あたりにあるカフェでビールを買って歩きながら飲みます。

始めて見る、ブランデンブルク産のオーガニックビールでした。

f:id:mikamilka:20151001164909j:plain

島には水牛もいます!

f:id:mikamilka:20151001164857j:plain

島の東側にある馬小屋。

f:id:mikamilka:20151001165940j:plain

f:id:mikamilka:20151001165928j:plain

島の周り、というか湖にはヨットが浮かんでいます。

f:id:mikamilka:20151001165905j:plain

ゴシック建築の教会風な搾乳所。

f:id:mikamilka:20151001170841j:plain

あくまでもゴシック“風”。この島の建物たちは、すべてこんな風にちょっとアーティフィシャルな感じがかもし出されています。一見古い、田舎のような風景なのに近くで見るとチープ。

 

この建物たち、風景に不思議な感覚に陥ります。

 

イギリスの田舎にいるような・・・。でも作り物感プンプンな建物を見ていると、テーマパークにいるみたいな感じもするし。島の外に目を向けるとのびのびと風を受けるヨットたち。リゾートにいるような気分にも。

 

なんだかとにかく、ここがベルリンなんだという気はまったくしない。

ワンダーランドなのです。

 

ちょっと中心を離れるだけで、こんなに自然がたくさんある。ベルリンの魅力のひとつですね。

 

因みにこの島、ポツダムの宮殿群の1部として世界遺産に登録されています。

f:id:mikamilka:20151001170817j:plain

再び数十メートルの距離をフェリーに乗り、1時間に一本のレトロバスに乗って帰ります。

f:id:mikamilka:20151001170805j:plain

 

Pfaueninsel

アクセス:S1 Wannseeで下車、駅前からBus218

入場料:4ユーロ

 

 ~今日習ったドイツ語・英語~

選帝侯:Kurfürst(独)/ Elector(英)

 

 

にほんブロ

グ村 海外生活ブログ ベルリン情報へ
にほんブログ村