東西ドイツ統一、25周年!
Tag der Deutchen Einheit
10月3日はドイツ統一記念日。祝日です。
東西ドイツが統合して今のドイツ連邦共和国になったのはたったの25年前。
私より若いんですよね、ドイツ。
でも私がドイツを知ったのはすでに統合した後のドイツだから、25年前まではこの国が2つに分かれていたなんて、なんだか不思議なかんじ。
東西格差は今でも課題になっているし、私たち外国人には実感できない東西のかべは未だにあるのかもしれないけれど、それでもヨーロッパ一の経済大国になっている現状、すごい国だなぁと思う。
ベルリンではブランデンブルク門の前でイベントが開催されていたので行ってきました。
とはいっても、SバーンのBrandenburger Torは使えず、お隣のPotsdamer pl.から歩きました。
ブランデンブルク門のティアガルテン側にコンサートステージが設置され会場になっています。
無料のイベントですが、会場入り口で持ち物検査があり飲み物は没収されました。
会場の中にはビールやカレーブルストなどたくさんの屋台が出ています。
ブランデンブルク門から続くティアガルテンの通りはたくさんの人で賑わっていました。
お天気がよかったので早めに出かけ、会場に着いたのは15:30くらいだったかな。
ビールを飲みつつコンサートを聞いていたわけですが、プログラムでは17:50からのDJが終わって次のアーティストの演奏が始まるまでがものすごーーーく長かった!!
おそらくDJの出番が終わったのが19:00くらい。
それからJust Danceとかいうダンスゲームのイベント告知を兼ねたステージが始まり延々と1時間近く?
それがやっと終わったー!と思いきや、次のアーティストは現れず、ひたすら場繋ぎの音楽な流れているのみ。
20:30になってようやく司会のDJが出てきた!
と思ったらプログラム変更の説明。
遅いわ!!!
お隣の国会議事堂前では政治家用のクラシックコンサートが催されていて、そっちの会場でこれから国歌の演奏があって最後に花火があがります。そのためにこっちの会場では大きな音を出すことができないので、花火の後に次の演奏に入ります。
ですって。
1時間半も待たされた理由は、お隣の会場とのプログラムの兼ね合い!!
そんなの企画の時点で調整しといてよ。。
私は結構うんざりしながら待ってたのですが、何の説明もなしに延々と待たされるという事態に特に不満もなさそうに待っているドイツ人たち。
日本だったら、プログラムの遅延が予想される時点でなにかしらのアナウンスが入るだろうに、と思うのですが。。
待たされることが苦でないらしいドイツ人。
ずっと立ってて疲れてしまったし、次のアーティストもものすごく聞きたいわけではなかったので、帰ることに。。
帰り際、ステージ脇のスクリーンでお隣会場の映像が流れ、公園の木々ごしに花火が少し見えました。
始めてちゃんとドイツ国家を聞いたのですが、「クラシック音楽みたいで美しい!さすが音楽の国!」
って思ったら、やっぱり作曲はハイドンなんですね。
German National Anthem - Deutschland Uber Alles ...
ドイツ国家の美しさに少しだけ元気を回復。
知らないアーティストのコンサートより、政治家さんの会場のクラシックコンサートの方が聞きたかったな。
なーんて。