ドイツでワーホリ!!

ドイツ留学専門エージェント「ドイツ留学サポートセンター」を運営しています。自身がドイツワーホリ中に書き始めたブログ。ドイツの情報や、海外経験についてなど書いています。

クロアチア旅行6 クロアチアにもあるんです!青の洞窟

青の洞窟ツアー

この旅行でドゥブロヴニクに次いで楽しみにしていたのビシェヴォ島の青の洞窟!

 

そう、クロアチアにも青の洞窟があるんです!

 

スプリトからの日帰りエクスカーションで行って来ました。

 

いくつかツアー会社がありウェブでの予約も可能ですが、私たちは天気の様子もみて日程を決めよう(毎日快晴だったので実際は天気の心配は必要ありませんでしたが)、ということでスプリトに着いてから直接ツアー会社に行って申し込みをしました。

 

城壁内にある3つのツアー会社を回ってここで申し込みました。担当のお兄さんの声がとても素敵だったで笑。

 

どこの会社もだいたいツアー内容は同じで、一日かけて青の洞窟のほかに緑の洞窟、コミージャ、フヴァルなどいくつかの観光スポットにも連れていってくれるものです。

 

私たちが申し込んだ会社の場合はランチがついていなくて750kn/99ユーロというものでしたが、別の会社ではランチのサンドイッチがついて116ユーロというのもありました。ランチのサンドイッチは持参すればいいよね、ということで。

 

支払はその場で150knで支払い(カードでも現金でも可)残りの600knは当日ガイドに払ってね(現金のみ)とのことでした。

ここでカード払いができなかったのはちょっと想定外。

www.splitlicious.com

 

朝8:30に港に集合。

でも10分前には来てね、と言われた(そんなこと言われなくても私たち日本人は時間厳守なのでちゃんと10分前行動しますよー、と思いつつ笑)ので、ちゃんと10分前に集合場所に着いたのにガイドのお兄さんが来たのが8:30^^; 

そして他のツアー会社の人たちも同じ場所が集合場所だったらしく紛らわしかったです。

 

更に、ガイドのお兄さんが来たはいいものの肝心のお迎えの船が来たのが9:00。

30分の遅刻!!

 

しかも、船に乗って出発したと思ったら、なんだか再び岸に向かっている・・・?

 

一旦船を岸に着けて給油を始めた!

 

なんで今?それ出発前にできたでしょ!?むしろ昨日のうちに給油しといてよ!!

 

自由で無計画な人たちだ・・・

 

 

ツアー参加者は私たちの他に女の子二人組と子連れの家族が2組で全部で11人。

スピードボートというのに乗っていざ出発!!

 

風と波をきってビュンビュン進み、波で船が規則的に上下するので乗馬してるかんじ!?

船酔いしたらどうしよう・・・とちょっと心配しましたが大丈夫でした。

小型のボートなのでアトラクションに乗っているみたいでとーーーーっても楽しいです!!

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大海原を1時間半かけて進み、洞窟のあるビシェヴォ島へ。

 

一旦島で船を降り、洞窟へ行くための小さなボートに乗り換えます。洞窟の入口は小さいので小さなボートでないと入れないのです。ボート待ちに30分くらいかかりました。

 

こんな小さな入口から。入口をくぐるときはみんな伏せて入ります。

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中に入ると幻想的な青!!!

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想像していたよりも暗くて、深いブルーでした。

 

この日は一眼カメラを置いてきたためコンデジの撮影で写真の質が悪いですが、実際はもっともっと神秘的で美しいです!!!

経験したことのない不思議な空間でした。

 

海の底に反射する太陽の光で洞窟が青く見えるため、一日の中でも数時間しかこれを見れるチャンスはないそうです。この洞窟自体は自然のもので、入口は人口的に開けられたそうです。

 

 

 

いつまでも見ていたい光景でしたが、洞窟を後にし、次はStiniv Bayでの海水浴。

 

この小さな砂浜は、かつてあった洞窟が崩壊してできたそうです。 

 

Bayでの海水浴といっても、砂浜から30メートル以上離れているであろう場所に船をとめ、「さぁ、泳いできていいよー」と海に放り出されるのです!

 

そして次々と海に入っていく他の乗客たち!

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えぇえぇ、知ってますよ、あなたたちヨーロピアンは足がつかない場所でも顔を水につけずになんなく泳げること。

でも(前にも書きましたが)私は足が着かない場所では泳げないのですよ。

立ち泳ぎができないからつかまる場所なしに長時間水中で浮いていることができないのですよ。

doitsu-wahori.hatenablog.jp

 

友達は浮き輪を持参していましたが、誰も浮き輪を使っていないヨーロッパでは私はそんなもの使いたくないので、自力で泳いだるわ!と思ったものの、いざ海に入ろうと思うとやっぱりひるむ・・・。

だって砂浜まで結構距離あるし。

 

そしたら、船の運転手のチョイ悪風なおじさんがライフジャケットを貸してくれました。(友達は浮き輪を借りた(膨らます必要のないやつ)ちょっとダサいけどこれで安心して海に入れます。

 

でもライフジャケットって意外と泳ぎにくいんですね。バタ足してもあんまり前に進まない。

 

「自分ダサいなー」と思いながら砂浜目指し必死にバタ足していたら、近くに停まっていた船のお兄さんが声をかけてきました。

 

「ヘイ、なんで君はジャケット着てるんだい?」

 

「だって泳げないから」

(に決まってるじゃん!なんでって泳げない以外にライフジャケット着けて海に入る理由がありますか?愚問です!)

 

「泳ぐのなんて意識の問題だよ。人間、水に入ったら誰でも浮けるもんだよ。猫だって水に入ったら浮けるんだから。」

 

って!!私が猫以下だって言いたいの!?

完全にばかにされている。さすがにちょっとイラっとしたので無視!

 

そしたら後ろから泳いできたなに人かわからない(言葉を聞いても何語か分からなかった)おばさんにも笑われて・・・。

 

なんで私こんなところで辱めを受けているのかしら・・・。

 

友達だって浮き輪でバタ足してるし、近くには他の船のアジア人の女の子たち数人だってみんなライフジャケット着けてるのに。

なんで私だけばかにされてんの!?

 

 

これがかなり悔しかったので、浜辺に着いてライフジャケット脱ぎました!

そして私だってライフジャケットなしで泳げるんだから!と自分に言い聞かせジャケットなしでの泳ぎに挑戦!

 

そしたらあんまり長くは泳げないけれど顔をつけずに泳げたではありませんか!!

できるじゃん、私!!こうして晴れて顔をあげたまま泳げるようになったのです!

 

 

でも砂浜からちょっと離れた水中でアップアップしていたら、近くを泳いでいたチョイ悪運転手のおじちゃんが、「今ライフジャケットとってきてあげるから」と浜辺に置いてきたライフジャケットをとってきてくれました。優しい!

最後はライフジャケットを浮き輪代わりにバタ足で無事に船に戻ることができました。

 

ふう。ただでだえ泳ぐのは久しぶり。更に慣れない顔をあげたまま泳ぐのに挑戦したのでかなり腹筋を使い船に上がったら結構ぐったり。

 

 

おつぎはGreen Cave(緑の洞窟)へ。

 

緑の洞窟は入口が大きいのでスピードボートのまま入れ、日光を入れるため天井に人口的に穴が開けられているようです。だから緑に見えるのは日が差し込むほんの一部だけ。

青の洞窟に比べたらとってつけたような感じですが、これはこれでよし。

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お次はヴィス島の町、コミージャでのランチタイム。

 

リゾートアイランド。海辺にバーが並んでいました。ここは浜辺から浅い海に入れたのでさらに泳ぎの練習!そうそう、ウニがたくさんいました。

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最後はフヴァル島フヴァルの観光。

港で船を降ろされ、2時間弱の自由行動です。

 

4時前でとても暑い時間帯なのと、海に入った後でものすごく体力を消耗していたのでもう観光どころではなかったです・・・。

学生の時の、あのプールの後の授業の気だるるいかんじを思い起こさせます。

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フヴァルは観光案内所でもらった地図にはいくつか観光ポイントが載っているのですが、どこも外から見るだけで中には入れないのです。

なんで!?中入れないならそんなに観光アピールしなくていいのに・・・。せっかくなら中にも入りたかったです。

 

でも、どこよりもフヴァルはかわいい手作りアクセサリーがたくさんありました!

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17:30にフヴァルを出発し、これまた1時間ちょっとかけてスプリトに戻りました。

広ーい海を船で進みながらぼーっと沈みゆく陽に照らされているのはなんともいえない幸せなひと時です。

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盛りだくさんな一日で大満足ですが、さすがにかなり疲れました。

 

そして日焼け

水に入る度に日焼け止めクリームを塗りなおしていましたが、船に乗っている間常に直射日光を浴びていたので日焼けは防げませんでした。

船に乗っている間は全身に風を浴びているので体感気温的にはちょっと肌寒いくらいのときもあり油断してしまうのですが、紫外線はしっかり降り注いでいます。

 

ヨーロピアンたちは日焼けなんか気にせず、むしろ日焼けを楽しんでいるので私も日焼けを楽しんじゃえ―って気持ちになったりもするのですが、30才手前で受けたこの日焼けを後悔する日が来ないことを願います。

 

美しいボルビーチ

旅行の7日目、スプリトの海は港だけで泳ぐことができないので、最終日は近くの島のビーチへ。

ブラク島にあるV字をした美しい砂浜、ボル。

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出典 http://www.direkt-kroatien.de/ferienwohnungen/bol-na-bracu

 

スプリトからボルへの直行フェリーはなぜか一日一本、しかも夕方の4時。なのでまずは対岸の港スペタルまでフェリーで行き、そこからボルまで島内をバスで一時間移動する方法で行きました。

 

・スピリトースペタルのフェリー時刻表

http://www.croatiaferries.com/supetar-split-ferry.htm

片道たったの30Kn。

 

9:00発のフェリーに乗りました。港のチケット売り場でチケットを買い、乗船。

2階は売店もあり冷房もきいていましたが、せっかくなのでデッキ席へ。

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スペタル港までは50分。

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スペタルからボルまでは、フェリーの到着に合わせてバスが出ていました。

 

バス停の手前に相乗りタクシーもいて片道50knとのことだったので、タクシーでも手頃な料金ですが、バスは片道40kn、往復60knだったので往復のバスチケットを購入しました。

・スペタルーボル バス時刻表

https://www.autotrans.hr/hr-hr/odabir-polaska

 

ボルのバス停から写真のV字ビーチまでは歩いて15分ほど。ここでも道沿いに手作りアクセサリーのお店が並んでいました。

青く透き通ったボルのビーチ。

 

私たちはVの付け根辺りのホテルの前のビーチで泳いだのですが、ここはドイツ人が多かったです。聞こえてくるのはドイツ語ばかり。

 

そして驚いたのが、トップレスな女性がちらほらいること!!

 

ドイツはヌーディスト文化でも有名だったりしますが、ベルリンでもまだ見かけたことがなかったので、実際に初めてみるとちょっと驚きです!

 

周りに知らない人たちがいても気にせずトップレスで泳いでます。男性陣も全く気にしていない様子だし、このヌードに対する感覚の違いはすごいなぁと。

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16:30のバス、18:00のフェリーでスプリトに戻りました。

 

今回の旅行、前半は移動ばかりでバタバタしていましたが、スプリトに移動してからは結構時間に余裕があって、ビーチを楽しむことがでた最後の二日間でした。

 

最後の晩餐は城壁内のレストランで地元のお魚料理。エビと白身魚とジャガイモを固めたもの(?)の煮込み料理。

 

はぁ~・・・魚介ともこれでお別れかと思うと残念でなりません。

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世界遺産とリゾートとおいしい食べ物。更に可愛くて安い手作りアクセたち。

 

ものすごく楽しみにしていた今回の旅行ですが、想像していたよりも充実していて盛りだくさんでした。素敵な素敵な夏の思い出。

 

一人旅も好きですが、今回まわった街々は友達と一緒でよかったな、と思う旅先でした。険悪になることもなく一緒に旅行してくれた友達にも感謝です。

 

 

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