アンペルフラウはここにいる!【ドレスデン】
日本でも知られているアンペルマン。
ベルリン生まれの信号機のキャラクターです。
ちなみに、ドイツ語でアンペルAmpelは信号機の意味。信号男くんです。
アンペルマンは旧・東ドイツ時代に誕生し、現在でもベルリンを中心に活躍している「歩行者用信号機」です。
60年代のモータリゼーションによる交通量の増加にともない、増える交通事故から歩行者を守るために、視認性に優れたこのデザインが誕生しました。
アタマでっかちの三頭身で、両手を拡げる「記号」としてのピクトグラムは、その光る面積も大きく「感情豊かに」歩行の停止を呼びかけます。
アンペルマンの「信号男」としての優れた点は、進行と停止を指示する意味を、青と赤の色彩による、単純な記号要素に置き換えただけでなく、表情や身振りによる非言語的要素を加えたことにあります。
絵文字による誰にでも理解しやすい信号は、子供や視覚異常の方、海外旅行者を含む歩行者の安全を守るにふさわしいカタチといえます。
昨年日本でアンペルマンの本も出版されているみたいですね。
アンペルマンに女の子バージョンアンペルフラウがいるのをご存じですか?
私のブログのアイコンにもしています。
「進め」の女の子。
前向きにがんばる女性でありたいな、なんて意味もこめてつかってます。
(あれっ、これって著作権?肖像権?とかひっかかります?それとも自分で撮った写真使ってるだけだから大丈夫?問題あったらどなたかご指摘ください)
アンペルマンショップにはこのアンペルフラウのグッズも売っていますが、ベルリンではまだ信号機としてのアンペルフラウを見たことがありません。あるのかしら?
しかもアンペルフラウ、止まれの赤バージョンはアンペルマンショップのグッズにもなっているけれど、進めの緑はないみたい。
でも、ドレスデンではアンペルフラウ、ちゃんと信号機として活躍しているんですよ!
ということで、アンペルフラウに出会える場所をご紹介します。
旧市街 マルクトプラッツ横
一番見つけやすいのはここだと思います。
マルクトプラッツの横、マクドナルドの前です。
右がアンペルマン、左がアンペルフラウ。アンペルマンとのツーショットが見れるのはここだけかな。
旧市街、プラガー通り入口
アルトマルクト横にあるショッピングモールAltmarkt Galerieを出て、中央駅へと続くショッピング街Prager通りへと渡る横断歩道。
新市街中央駅
Bahnhof Dresden Neustadt横のトラム乗り場へ渡る信号機もアンペルフラウです。
新市街、アルベルトプラッツ
新市街、トラムの行きかうアルベルトプラッツの一角。
わたしが見つけられたのはこの4カ所。ほかにもどこかに隠れているのかも!
ドレスデンに行く際はぜひ見つけてみてください!