ベルリンで自転車を乗りこなせ!自転車交通マナー
中古で購入した自転車。ブレーキが故障していたのと、ライトがついていなかったので修理にだしました。
鍵も購入して全部でかかった費用は90€。なんか意外と高くついてしまった・・・。本当に自転車を購入する必要はあったのだろうか・・・なんて思ってしまったりもしたのですが、乗りこなさにゃ損!!!
ということで最近ではバイトまでの往復12キロ弱を自転車で通っています。
いざ自転車に乗ってみてみるとさいしょに感じたのは
あっ、、そういえば交通マナーが分からないぞ・・・ということ。なので自転車に乗りはじめて気づいたことをまとめてみます。
自転車は右側通行!
考えてみれば当たり前なのですが、日本と逆で車が右車線を走るので自転車は右側通行です。
とはいえ、日本では基本は自転車は左側通行ですが、そんなに厳格に守らず乗れちゃっていませんか?駅まで自転車で通っていた学生時代を思い出してみると、数車線ある広い道路では右側左側気にせず自分の気分で好きな方の歩道を走ってました。
でもドイツでは、結構みんなちゃんと右側通行を守っているな、という印象を受けます。これは真面目なドイツ人だからというよりは、自転車の交通量が日本より断然多いので自転車もちゃんと車線を守らないと事故になりかねない、という実用的な理由が大きいのだと思います。
実際、細い道で対向車とすれ違う時に、ついうっかり左に避けようとしてしまいぶつかりそうになったことが何度か・・・^^;
道を曲がるときも、日本だと左折の時に車に巻き込まれないようにって注意していたのが、こっちでは注意すべきは右折の時です。そうそう、曲がるときにちゃんと手信号を出す人が多いのも最初は新鮮でした!日本では小学校の自転車教室では習ったけど実際にやってる人は見たことがありません。
自転車用車線がある
比較的大きな通りには歩道と車道の間にちゃんと自転車用車線があります。歩道の一部に自転車車線が設けられている道もあれば、車道の一部に設けられている道もあります。
日本だと、自転車も徒歩の一部で歩道を走っていい感覚でいましたが(本当は車道の白線の内側を走らなくちゃいけないとかのルールがありますよね!?)、ドイツは自転車は車と同レベルな交通手段として扱われている感じがします。
自転車専用の信号もついてます。
わが物顔で車道を走る!
自転車用車線がある道路はいいのですが、苦手なのが自転車用車線がない道路。基本は歩道ではなく車道を走らなくてはいけないみたいです。歩道を走っているひともたまにみかけますが、車道をかっとばしている人がほとんど。そう、ベルリンでは自転車はみんなものすごい勢いで走り去っていきます。のんびりサイクリング、みたいなペースの人の方が少ない。トロトロ走っているとどんどん後ろからくる自転車に抜かされていきます。
車道を、車の横を走るって慣れないと怖いです。
一番嫌なのが路駐の多い道路。路駐してある車の横を走らなければいけないので車との距離が近くて怖い。路駐の車のサイドミラーにぶつかったらどうしよう・・・なんてことも考えてしまったり。
時にはこんな風に車すら追い抜いていかなければいけない。
結構みんな強引に車と対等に堂々と車道を走ってます。前を走るバスがバス停で止まる時に、車道側にはみだしてバスを追い抜かなくてはいけないのも怖いです。最初はどうしていいか分からず、バスの後ろで一緒に停まってバスの出発を待ってみたりしたんですが、そんな必要はないみたいです。自転車用車線がなくて路駐があってバスも通るSonnenalleeはすごく苦手。
こんな感じなので、自転車乗るのにすごく集中力使います。ちょっと判断を誤ったり気を抜いたりしたら事故になりかねなそうなので。
驚くべきは、たまに見かける手放し運転でスマホいじってる人!それも車道を走りながらやってる人もいるので驚くばかりです。
無灯火運転は罰金
夜の無灯火運転は警察に見つかると罰金だそうです。とはいえ無灯火運転の人もちらほら見かけますけどね。自転車のライトじゃなくて、首からライト下げてる人、頭にライトをつけている人も見かけました。そういう手もあるのね笑。
自転車のまま電車に乗ってもOK
自転車が交通手段としてとても普及しているので、電車にも自転車用車両があります。
こんな風に自転車支えながら席にも座れちゃいます。自転車片手にもう片方の手にはビール瓶、ていうのもよく見かける風景です笑
以上、自転車について日本と違うなぁと思うことでした。