この街をいやだと思った瞬間。
ドリームシティーではないけれど、
それでも、可も不可もなく、居心地はいいベルリン。
生活するってこういうことかなって思う。
思ってるけど、
ベルリンいやっっ!!!
って思ってしまった出来事。
お昼前のSバーンの中で。
車両の一番後ろの横ならびの席に座っていた犬3匹をつれた3人組。
私が乗ってしばらくして
うち1匹が電車の中でおしっこ。
ありえない。
瞬間を見たわけではないので
あの黄色い液体はビールか!?
と思いたかったけど
電車の中のこもった空気にかすかにただよってくる犬のおしっこのかおり。
最悪。
気分が悪くなる。
それでなくても、乗った瞬間からちょっと汗臭いいやな臭いのこもっていた車内。
ボックス席で私の向かいに座っている初老のおじさん。
犯人は彼なのか!?
空港からきたのかトランクに大き目のバックをもって、いびきかいて船こぎながら眠りこけている。
着ているジャケットにはよだれの後?とも思える白いしみと、黒い垢のつまった爪。
(お仕事をがんばった手かもしれない。ごめんなさい)
衛生的でないってものすごく気がめいる。
こんなSバーン、迂闊に車内を触れたもんじゃない。
わたしは潔癖ではないけれど、日本でも電車のつり革を触ったときに前の人のぬくもりがあったりするのがものすごくいやだ。
人が触れた後ですらいやなのに、犬のおしっことか本当に勘弁してほしい。
除菌ハンドジェルは必須だわ。
日本では籠に入れる以外で犬を電車に乗せるのって当たり前のようにNGな感があるけれど、ドイツではふつうに電車に犬を連れて乗せてくる。
しかも結構大きな犬連れてる人が多い。
そして小汚い場合が多い。
わたしはあまり動物が好きでないので、電車の中の犬がちょっといや。
道をリード外して散歩している人たちもいや。
街中に犬の糞がそのままになっているのもいや。
犬のマナー、もうちょっとちゃんとしてほしい。
さらに言うと、小汚い恰好をした人が小汚い犬を連れていることが多い。
犬連れて道端で座ってお金乞いしている人も。
十分なお金もない人が犬なんか飼うな、と思ってしまうのだけれど。
でもあれは、保健所みたいなところから犬を引き取っている人たちなのだとか?
詳しい事情はよく分からないけれど、衛生的でない人やものへの嫌悪感がいっきにこみ上げてきてしまった。
時と場所を問わずにいる酔っ払いとか薬でおかしくなってる人とか、電車の中の新聞売りのホームレスとか。
アウトローな人が多いベルリン。
EUいちの経済大国の首都は貧乏で小汚い。
それもベルリンの魅力なんでしょう。
でも、もうすこし衛生的であってほしい。
出かける行きの電車での出来事だったのでとってもテンションが下がりました。