クロアチア旅行5 宮殿の中の街スプリト
16:30-21:20
スプリト行も左の席が眺めがよいのでと思って座ったものの、西日で日差しが強いのとバスの冷房が微弱だったので、陽が沈むまでバスの中は暑くて気分が悪くなりそうなほどでした・・・。
でもアドリア海の夕日がきれいに見えました。
陽が沈んだ直後のミルキーなグラデーションの海と空
貸切部屋だったのですが、ホストのご主人が急遽となり町にお葬式に行くことになったとかでそこでもらってきたフルーツをお裾分けしてくれました!親切なホスト!!
このイチジクがものすんごく甘くておいしかったです!緑のイチジク(これを白イチジクって言うのかしら?)初めて食べましたが、このまんまジャムになりそうなくらい甘かったです。
到着した日は夜遅かったので、翌日1日ゆっくりとスプリト観光をしました。
宿泊先のアパートから旧市街までは歩いてたったの5分。今回も立地に恵まれました。
スプリトは3世紀にローマ皇帝のディオクレティアヌス帝が宮殿を築いたことが街の起源となっています。
今でも宮殿の城壁が残っていて、城壁の中に大聖堂があったり、人々のすむアパートがあったりお店屋さんになっていたり、城壁に囲まれた宮殿の中が街の一部になっています。
世界遺産にも登録されています。(今回の旅行は訪れた街4つとも世界遺産!)
城壁の手前に青空市場(Green market)と呼ばれる市場が出ています。お野菜や果物がいっぱい!!この他にもお土産用の手作りアクセサリーやラベンダー製品(ラベンダーも名産らしい)の屋台が並んでいてついつい足を止めてしまいます。
ホストにいただいたイチジクがおいしすぎたので、思わずマーケットでイチジクを買ってしまいました!1パック(15個くらいは入ってたかな?)15knでした。
マーケットの先には銀の門。
いかにもローマな感じです!ここから城壁の中へ入って行きます。
門を入ると間もなく左手に大聖堂と
ここが城壁の中のメイン広場です。
大聖堂の中は写真撮影が禁止でしたが、あまり広くないけれど装飾が豪華な大聖堂でした。
この宮殿の正面の階段を上ると、ドーム状の空間になっていて上を見上げるとこんなかんじ。これもローマのパンテオンを彷彿とさせます。
クラパというディオクレティアヌス帝の居城だったそうです。
あとは地図も見ずに城壁内の路地を散策です。
気づくと城壁の外へ
ナロドニ広場に面した時計台
広場にはこんなかわいい手作りのレースのお土産が売っていました。クロアチアはレースのお土産もよく見かけます。
こちらは城壁の外、金の門とグルグール司教の像
スプリトのいいところは歴史ある街並みだけでなくおしゃれなレストランやバー、カフェも多いところ!
ヨーロッパって、街並みはかわいくてもおしゃれなカフェって意外と少ない気がするのですが、スプリトでは日本人が好きそうなかわいいお店をみつけることができました。
内装の可愛さに思わず入ってしまったカフェ。海辺の観光地とは思えないかわいさ!
観光ハイシーズンの今、ヨーロッパからの観光客でとても賑わっているので、夜も遅くまでお店が開いています。港に面したプロムナード沿いにはホテルやレストランが並んでいるので特に多くの人々がリゾートの夜を楽しんでいます。プロムナードにお土産屋さんや軽食の屋台も並んでいます。
こんなDJステージも出てました。
ディオクレティアヌス宮殿はライトアップされ、横のレストランではギターリストの生演奏。レストランで何も注文しなくても広場の階段に座って音楽を楽しめました。
城壁内から見る夜の銀の門
今回の旅行、友達と一緒だったこともあり博物館などには一切行っていないのですが、スプリトは街を歩いて、カフェで休憩してっていうだけで満足できる街です。
むしろ、日差しの強い昼下がり、建物の陰で日差しを遮られた細い路地で、ただのんびりと時間を過ごせるのが最高に贅沢で幸せだなと思わせてくれる街です。
この旅行を計画するまで名前も聞いたことのなかった街。
日本ではまだあまり知られていない街なのではないかと思うのですが、予想以上に素敵な街でした。個人的にはドゥブロヴニクより好きかもしれない。
ヨーロッパの中でもかなり古い歴史をもっている街だし、海辺のリゾートでもある。ここから近郊の島々へ行くにも便利です。
おいしいシーフードを楽しむこともできるしかわいいカフェもある。そしてお土産の豊富さも魅力です。
オリーブオイル、ハチミツ、トリュフ、ラベンダーが名産だそうです!!
このラインナップだけでも女子としては心躍りませんか!?
さらにテンションをあげてくれるのが手作りアクセサリーたち。天然石や貝を使った手作りアクセサリーが30kn程度で大量に屋台に並んでいるのは何度見てもついつい足を止めてしまいました。
以上、女子にはたまらない街、スプリトでした。