鬼門!ドイツ国鉄
乗り換えミス
どうやら私は電車の乗り換えセンスがないらしい。
またやってしまった。乗り換え間違い。
ローテンブルクに向かう道中。
ドレスデンからローテンブルクまで予約した電車は以下のとおり。
乗り換え4回の所要時間6時間。
Dresden Hbf 6:53 ⇨ Hof Hbf 9:32
Hof Hbf 9:36 ⇨ Nürnberg 11:20
Nürnberg 11:39 ⇨ Ansbach 12:06
Ansbach 12:10 ⇨ Steinach 12:31
Steinach 12:35 ⇨Rothenburg ob der Tauber 12:49
何故なんだ。今回はこまめにチケットチェックして乗り換えのホーム確認していたっていうのに。
ホームの番号も掲示板の行き先も確認して乗ったはずだったんだけど。寝ぼけてたのかしら・・・。
Nürnberg に向かうのにHofで乗り換えた電車が違ったらしい。
Nürnberg行きだと信じていた電車が着いた駅はLichtenfels
どこ??
やけにみんなが降りて行くなぁ〜と思いながらも、ここが終点だと知らずに出発を待って呑気に座っていたら車掌さんが来て、「終点だよー降りて!」と。
え??
私が理解できずにいると「Nürnberg行きは向かいのホームだよ」ということだけ吐き捨てて去ってしまった。
車掌さん‼︎私の切符チェックした時に違う電車に乗っちゃってること教えてよ‼︎‼︎
私が電車の中でぼーっと出発を待ってた間に向かいのホームに着た1時間に1本のNürnberg行きの電車は行ってしまったらしい。
次の電車は1時間後。
そもそもこの時点で私は自分が間違った電車に乗ってしまっていたということに気づいていない。なにかしらの電車の都合で行き先が変わって乗り換えが必要になったんだと思っている。
幸いにも今回は無人駅ではなかったので、案内所に行きお姉さんにチケットを見せたら。
「Hofで違う電車に乗っちゃったのね。今新しいチケット出してあげるからちょっと待ってて」と新しい チケットを発行してくれた。
んん・・・乗り換えを間違えてしまったのか・・・
優しいお姉さんでよかった!
Special priceで買っているチケットなので、
(Special Priceは予約した電車のみに乗ること前提に通常価格よりも安く購入できる)
追加料金を請求されるかしら・・・とヒヤヒヤしたものの何の問題もなく再発行してもらえて一安心。
到着時間が2時間遅れるけどあまり気にしない。
それにしても、もともと6時間の旅程が8時間て。結構な長旅だわ。
無事に、次に来たNürnberg行きの電車に乗れました。
車内でのチケットチェック
ちょっとイラっとしたのが Nürnberg に向かう電車の車掌のお姉さん。
私は今回eチケットをプリントアウトせず、携帯に保存したチケットで乗車しています。
車掌さんはeチケットのバーコードを読み取ってくれるので、携帯でも問題ないはず。実際、そうしているドイツ人を以前に見ていたから私もそうしているのだし、今日ここまでくるのに乗ってきた電車の車掌さんたちは何も言わずにチェックしてくれた。
なのにこのお姉さん
「紙!あなたプリントアウトする必要があるのよ!!」って威圧的に。
「私この携帯のチケットしか持ってません。」
「私の言ってること分かる?次からは紙に印刷してきて!!」
2回念を押されました。
なんで?今まで問題なかったもん。
とドイツ語で反論しようと思ったけど言葉がつたなすぎて言い終える前にお姉さんに遮られた笑
とりあえず問題なくチェックしてくれたからいいけど。
てか問題なくできるならやっぱり紙に印刷する必要ないじゃん。
絶対このお姉さん、紙の方が自分のチェックが楽だから言ってるに違いない。
帰りの電車でもまた失敗
Rtothenburgの駅に着くのがギリギリになってしまい、駅に着いた時にはすでにホームに電車が。にも関わらず一つしかない券売機にはひとだかり。
電車は一時間に一本。なんとしても乗りたい!
ホームにいる車掌さんに「Nürnbergに行きたい!けど切符持ってない!」と訴えると、次の乗り換えの駅で買えばいいよ、と言ってくれたので無事乗車できました!
ふぅ。
とはいえ次の乗り換え時間はたった4分。大丈夫かしら・・・
と不安をかかえつつ到着した乗り換えの駅。ホームに降りると先ほどの車掌さんが2つ向こうのホームを指差して、あそこに券売機があるから切符を買えるよと。
んん、4分の乗り換え時間で間に合うのかしら。。
とりあえず走って券売機に向かいます。焦りつつ購入手続きを進め支払い。カードで払おうとカードを挿入したものの、切符は出てこない。切符の出口には手書きの張り紙がしてあって何やらドイツ語で 書いてある。
ん?これが原因か?
と思いつつも何て書いてあるのか分からないので後ろに並んでいるおばさんに聞いてみた。
すると、「叩けって書いてあるわ。」と。
え?ブラウン管テレビじゃあるまいし笑 そんな原始的な?
で機械を叩いてみるもやはり切符は出てこない。
そうこうしてる間に向かいのホームに電車は来てしまい、そして去って行きました。
すると近くでこの光景を見ていたご老人が近寄ってきて、「この機械は壊れていて切符が買えないのよ。電車に乗ったら車掌さんに機械が壊れていて切符が買えなかったって説明しなさい」と。
そんなことある?笑
なんだよー切符を買う為に1時間に一本しかない電車を逃したっていうのに結局切符は買えないなんて。
次の電車まで1時間。やることもないので駅の入り口をうろうろしていると、何処からともなくおじさんがやって来て(私服っぽいけど駅長さん?)、何処に行くんだい?と
Nürnbergまでと伝えると、券売機に向かい(ドイツ国鉄は券売機で電車のスケジュールがプリントアウトできる)「券売機は壊れてます」って言ったんだけど「壊れてないよ」って。次の電車の スケジュールを出してくれて、私が切符を買いたかったけど買えなかったことを伝えると、支払い画面まで操作してくれて。
結局、券売機が壊れてたのではなくカードが使えなかっただけ。現金払いを選択したらあっさり買えました。
前にQuedlinburgに行ったときはカードしか使えない券売機で今回はカードが使えない券売機。なぞです。
乗るたびに何かしら予想外のことが起きるドイツ国鉄。苦手です。