ザクセン旅行1 再びドレスデンのクリスマスマーケット
12月に入ってから旅行続きでブログ書くのがちっとも追いついていないのですが、旅行第一弾、ザクセン旅行から。
ドイツの東のはじっこ、チェコと国境にあるザクセン州。州都はドレスデンです。
今回は生まれも育ちもザクセン州、正真正銘のサクソニアンのおじいさんに案内してもらうことができました。
前回の記事から数日後でしたが、再びドレスデンに行ってきました。
ドイツ最古のクリスマスマーケット
ドイツ最古のクリスマスマーケット。
今年で581回目です。
Dresdner Striezelmarkt
Striezelmarkt?? Weihnachtsmarktではないの?(ドイツ語でクリスマスはWeihnacht)と思ったら StriezelはStollen(シュトーレン)を意味する言葉だそうです。
粉糖をまぶして白く楕円形をしたこのお菓子、赤ちゃんのキリストに見立てているんですって。
名前も、Dresdner Christstollen。
ということで、シュトーレンにちなんでドレスデンのクリスマスマーケットはStriezelmarktと呼ばれています。
てっぺんには開催回数の581!
Striezelkinderと呼ばれる貧しい子供のお人形。
これもドレスデンのクリスマスマーケットのシンボル。
19世紀半ば頃、多くの貧しい家庭では家で作った人形たちを、子供たちが寒くて暗い路地に立って売っていたそうで、その子供たちをかたどったお人形です。
なんだかマッチ売りの少女みたいですね。
一番おいしいグリューヴァイン
このクリスマスマーケットで一番おいしいと教えてもらったグリューヴァイン。
広場の東の端にあるこの屋台が一番だそうです。
(どうやら屋台の場所は毎年同じ場所と決まっているみたいです)
毎年絵柄が変わるクリスマスマーケットのマグカップ。
左下にちゃんと、開催回数の581の数字が入っています。
屋台の屋根がかわいい
この時期はドイツのどの街にいってもクリスマスマーケットをやっていますが、やっぱりドレスデンがクオリティー高いなぁ、と思うのは屋台の屋根!
気合いの入りようがすごい!
一軒一軒すごく凝っていて、写真撮りだしたらきりがない。
この空間全体がおもちゃ箱みたい!!
売っているものもかわいい。
クリスマスマーケットといえば、エルツの木製人形たち。(これについては次回の記事で)
フラウエン教会周辺
フラウエン教会前後の広場にもクリスマスマーケットが出ています。
美しい建物にキラキラ輝くクリスマスマーケットたち。
ドレスデンのクリスマスマーケットはほんとうにおとぎの国にいるような気分にさせてくれます。
“ドイツ最古”のプライドを感じるクリスマスマーケットです!