ドイツでワーホリ!!

ドイツ留学専門エージェント「ドイツ留学サポートセンター」を運営しています。自身がドイツワーホリ中に書き始めたブログ。ドイツの情報や、海外経験についてなど書いています。

プラハ旅行1 聖ニコラウスの日

ザクセン旅行から戻ってきた翌日はプラハへ。

ベルリンープラハはバスで4時間強、片道たったの19ユーロで移動できてしまいます。

 

今回は、夏に語学学校で一緒だった友達が誕生日旅行でプラハに行くというのでそこに合流しました。

メキシコ人2人、ポーランド人1人、パキスタン人1人の女子5人旅行。

 

私にとっては4回目のプラハですが、何度行っても大っっ好きな街です!

 

バスで行くのは初めて。

長距離バスステーションに到着し、まずはお金をキャッシング。

チェコはユーロ圏ではないのでチェコクロナが必要です。

 

前回はプラハ出身の友達の案内つきだったし、その前は親と一緒だったからタクシーを使っていたので、気づいてみれば自力で公共機関を使って移動するのは初めて。今回はガイドブックも持っていません。

そわそわ。

インフォメーションで市内の地図をもらうもチェコ語表記。見慣れない言語って結構不安になります。

 

バスステーションのあるFlorencから、待ち合わせの旧市街広場に行くにはメトロB線で2駅のMustekまで移動してそこから徒歩。

 

ということでまずはメトロに乗るためにチケットを購入。24時間チケットでも110czk(500円ちょっと)なのでそれを買おうと思ったら・・・

 

券売機はコインしか受け付けてくれない!!(ヨーロッパではありがちですが)

キャッシングしてきたばっかりなんだからコインなんて持ってるわけないじゃん!イラッ

 

ということで駅中の売店でパンを購入、そこで両替してほしいとお願いしたら、向いのキオスクでチケット買えるわよ、と教えてくれました。

なんだよーーー早く言ってよーー

 

こうして無事キオスクでお札を使って24Hチケットを買うことができました。

 

んん、慣れない場所では電車のチケットを買うのにも一苦労。

 

プラハはものすごく観光客多いのに駅には英語表記がないのね。

日本を旅行した外国人が、駅の表示に英語がなくて苦労したというのを聞いたことがありますが、自分もこうして知らない言語の街に来てみてその不便さがよくわかりました。チェコ語はまだアルファベットだからなんとなく読めるけど、外国人にとって、ひらがな漢字の入り混じる日本語なんて暗号に思えることでしょう。

東京オリンピックもあるし、外国人観光客を誘致したいなら英語表記を充実させることは必須ですね。

 

と、少し話がそれましたが、Mustekから旧市街広場まで徒歩で10分ほど。意外と距離あるのよね。。

Mustekを出たところ、ヴァーツラフ広場は両脇にホテルやショッピングモールの並ぶ賑やかな通り。クリスマスマーケットが出ていて、ジャズを演奏するおじさんたちも。

 

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そして着いた旧市街広場。

ものすごい人です!!広場にはクリスマスマーケットが出ています。

この人ごみのなか、無事友達たちに合流することができました。

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女子5人。まとまりないです。

セックス美術館に行きたい(そんなのあったんですね、プラハに笑。知らなかった)のが2人に、天文時計の塔に登りたいのが1人。

4travel.jp

意見が分かれたので結局どちらにも行かずブラブラ。

この辺が日本人同士でいるのと違うよなぁと思う。日本人だったら気を遣ってお誕生日の子の意見優先にするんじゃないかなぁと思うのだけど。みんな我がつよい!

 

私はプラハはとにかく街並みを見ているのが好きなので特にどこに行かなくてもいいのです。

 

そんなこんなでやってきた王道(まさにお城へ続く、王様が通った道)、カレル橋。

ここから見るプラハ城の景色は何度見てもうっとりです。

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橋の上もすごい人、人、人!!

そりゃぁこんなに美し街ですもん。観光客で溢れますよ。

 

橋を渡り、マーラストラナ地区へ。

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やって来たのは、勝利の聖母教会。

そんなに有名な教会ではない気がするのですが・・・。なぜみんながここを選んだのかよくわからない。

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クリスマスシーズンなので、教会の前にロバとシツジがいました。

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中は豪華。プラハには中まで豪華な教会が多いな、そして教会の数が多いなと思います。それだけ裕福な街だったんですね。教会の数に反して、今ではキリスト教徒の数は少ないそうですが。

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写真がぼけてしまっているけれど(今回は一眼を置いてきてしまったのです)、晴れた日の夕暮れ、薄いピンク色に染まる街並み。

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この奥に写っている丸天井の聖ミクラーシュ教会。以前入ったことがあり、私をバロック好きに目覚めさせたものすごく豪華なバロック建築の教会で、もう一度行きたかったのですが閉まってました。残念。

 

プラハの街並みはとにかく豪華なんです。

13世紀から発展をはじめ、戦争で被害を受けていないので色んな時代の建築物が入り混じっていて、とにかくもう全てが美しい!

 

 

日が暮れて、道には仮装をした大人たちが。

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そう、この日12月5日は聖ニコラウスの日。正式には6日が聖ニコラウスの日なのかな?

日本ではほとんど知られていませんが、ドイツやチェコでは12月6日の聖ニコラウスの日をお祝いする習慣もあるのです。

 

3、4世紀頃に実在したという聖ニコラウスはサンタクロースのモデルとなっている聖人で、いい子にしていた子にはお菓子をくれるのだそうです。

サンタクロース(聖ニコラウス)がプレゼントをくれるのは12月6日で、クリスマスの日にプレゼントをくれるのは赤ちゃんのキリストなんですって!

サンタクロースはアメリカ文化?

 

このニコラウスさんの連れは天使ですが、本来はクネプト・リープリヒトという鬼?の連れがいて、悪い子は杖で叩かれてしまうそうです。

 

聖ニコラウスの日、フランスでは聞かなかったし今回初めての体験だったので新鮮でした!ドイツではニコラウスに扮した大人が街を出歩くのはあまりポピュラーではないみたいなので、プラハで見れてよかったです。

 

その後、小腹が空いたので安いレストランに入り休憩。

プラハでよく見かけるパンに入ったスープ。

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ここのお会計の時にひと騒動。

まとめてお会計のレシートをもらい、一人ずつ自分の食べた分のお金を出し合ったところ、チップ代も入れているはずなのになぜか金額が足りない。

 

一人が、パン器はいらないからスープだけ食べたい、と言ってグラーシュを注文したのですが、そこにスライスされたパンがついてきたのです。無料でグラーシュについてきていたと思っていたらそのパン代が請求されているのだと判明。

 

店員さんを呼んで、「パンは頼んでないのにそっちが勝手に持ってきたんだから請求されるのはおかしい!」と抗議。

店員さんは最初「わかったわかった、じゃぁこの金額はなしでいいわ」とパン代は引いてくれました。

 

私はお金引いてもらえたんだしいいじゃん、と思うのですが、私以外の4人は

「パンは頼んでないのに何の説明もなしに勝手に持ってきて請求するのはおかしい」

「私たちがああやって一人ずつ自分の食べた分を出し合ってなかったら気づかなかったじゃない」

「お金引いてくれたのはいいけど、あの店員の態度が気に入らない。もっと自分の被を認めて謙虚に謝ればいいのい」

 

とそれぞれに文句を。

 

いうても1ユーロ程度のはなしよ?

私だったらそんな小さな金額でつべこべ言うのもケチくさいし気づいてもその金額だったら何も言わずに払っちゃうなぁ。

なんて思いつつ、世界ではやっぱり些細なことでも主張できないとダメなのね、と自己主張力の違いを見ました。

 

その後旧市街広場へ戻りレストランでビールを飲み、さらに場所を移動して夕食をとりホテルに着いたのは12時前。

 

I wanna get drunk~!!と叫びながら向いから歩いてくる人たちにちょっかいを出すメキシコ人の友人。やっぱりラテン系はノリがちがう笑

 

ライトアップされた旧市街広場。プラハのクリスマスはゴージャスです。

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