ドイツからワインを個人輸入してみた!
ドイツからワインを12本。
私が送りたくて送ったわけではないのですが。
父に頼まれ、しぶしぶ。
「ワインを12本ドイツから送って?船便だったらそんなに送料かからないと思うから」と滞在中にLINEメッセージ。
えっっ・・・まためんどくさいことを言い始めた。。
「ワインは通関の時に課税されるはずだからお金かかるよ?」と言ってみたものの「そんなに大した金額じゃないはずだからトライしてみて!」と。
いくらドイツで買ったほうがお得だからといって、送料払って輸入税まで払ったら結局いい値段。
ナンセンス!!!!
ワインを個人輸入するメリットなんてほとんどないと思うのだけど。
まぁね、どうしても飲みたい現地でしか買えないワイン!とかならまだわかるけど、そんなこだわりがあるわけでもなく。
ミーハーな父はただ「ドイツで買ったワインを日本に送る」ということをしてみたいだけなのです。
まぁ私が払うわけではないので。
それで満足なら仕方ない。送ってやるか!
で、購入したのはベルリン、アレクサンダープラッツにあるデパート、Kaufhof。
ワイン売り場のお兄さんに「ワインを12本日本に送りたいんだけど対応してくれますか?」と聞いてみると。
「配送はできるけど高いよ!??送料は確認としてみないとわからないな・・・」
とサービスカウンターに連れて行ってくれて送料を確認してくれました。
航空便のみの対応で、送料は
10kgまでが91€
20kgまでが132€
送料を承諾してワイン12本を購入。
サービスカウンター担当のおばちゃんには「航空便だけどどれくらいかかるかわからない。1、2か月かかっちゃうかもしれない」と言われていたのですが
それが昨日届きました!!
2週間強かかりました。
お酒は免税で輸入できる量が決まっています。
みなさんも日本入国時に税関に申告しますよね?あの紙にもアルコールの免税範囲は2本までと書かれているように、アルコール類は課税の対象です。
しかも自分と一緒に入国時に持ち込むなら2本までは免税でも別送品は全て課税対象。
ということで、税関から納税用の紙がついていて
1本200円×12本で2,600円の輸入税を郵便配達のおじさんに払いました。
中はかんな風にプチプチと段ボールの仕切りでしっかり梱包。
父の依頼は「赤と白ミックスで12本」というものだったのを、私は「赤と白全部違う種類で12本」だと思い込んでそのように選んだら(選ぶのだいぶめんどくさかった!!)、「赤1種類×6本、白1種類×6本」という意味だったそう・・・。ミスコミュニケーション。。
おもしろいのがDHLの送り状。
Song Ben Mei Xiang
ん??見慣れない表記。。
が!数秒たって気づきました。なんか聞いたことあると思ったら。
そう、私の名前が中国語で書かれています!!
Song Ben Mei Xiangは私の名前、松本美香の中国語音表記。
なぜ??笑
デパートのカウンターで配送先を記入したときは、「日本国内の配達員が分かる表記でいいよ。」と言われ、アルファベットでなく日本語で名前と住所を記入していました。
手書きで漢字で記入していたのに、こうしてDHLの送り状に中国語として印字されている。
DHLのシステムは中国語をアルファベット表記に変換する機能があるのかしら?
日本語なのに・・・
Japanって書いてあるのに・・・
漢字は中国語と判断されてしまうのですね。
しかも名前の下の住所は中国語とドイツ語が混ざっているよう・・・
住所は南国分寺台
Sudstaat TerasseってSudstaatは南?Terasseは台??
めちゃくちゃだな笑
これとは別にちゃんと私が手書きで書いたインボイスもついていたので日本の配達員さんはそれを見て配達してくれたんですね。
最後に、ワイン12本輸入するのにいくらかかったのか
ワイン12本+送料91ユーロで303.88ユーロ
(そういえば送料20kgまでは123€だと思っていたのに91€でした。聞き間違い?)
1€=¥115として1本あたり¥34,946
プラス200円の輸入税で約¥37,000
ほらっ!全然安くない!!
1本四千円弱も出したら日本でだっていいワインが買えるわ!!
という、ドイツから日本にワインを送ってみるという試みだったのでした。