ドイツでワーホリ!!

ドイツ留学専門エージェント「ドイツ留学サポートセンター」を運営しています。自身がドイツワーホリ中に書き始めたブログ。ドイツの情報や、海外経験についてなど書いています。

なんともいえない達成感!フラメンコの発表会

もう一か月ほど経ってしまいましたが、フランコ教室の発表会がありました。

ベルリンの東側、Adlershofという駅にある小さな劇場で。

 

 小さな劇場でもロビー兼バーになっており、お客さんは開演前にお酒を楽しむことができます。

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17時からリハーサル。

で?何時集合なの?っていうのを同じクラスのメンバーと確認しそびれ

いちを30分前に到着。

平たい顔族のわたしはみんなよりメイクに時間がかかるので家である程度メイクまで完成させて会場に向かった。

 

次々にやってくる別のクラスの生徒さんたち。

ドイツ人の中に一人日本人でちょっと心細い。

だって17時になってリハーサルが始まってもわたしのクラスのメンバーは誰も来ない・・・。

わたしたちの出番は11クラス中最後のから2番目だからみんな余裕ぶっこいている。

 

 

リハーサル。

練習の時より明らかにテンポの速いギターリスト。

日本の教室でもそうだけど、本番は踊り手だけじゃなくてギターリストもテンション上がっちゃってめちゃくちゃテンポが上ってしまう。

 

いつもの練習みたいに目の前に鏡があって自分の姿を確認できるわけでもないし、迷子になった気分になる。

速い速い。。みんなの足並が乱れる。

 

不安いっぱいのまま終わったリハーサル。

 

そこから本番まではグループのみんなで振り付け確認のため何度も踊る。

これは日本でもいつもそう。

本番前の緊張感。

いつも以上にクラスの一体感が生まれる。

 

出番待ちの間に、ロビーでギターリストの音楽で振り付け確認するクラスがあったりして、ステージ以外でもフラメンコ音楽が聴けるこの状況にわくわくしたり。

 

生徒さんの中にはスペイン系なのか(見た目もそんなかんじ)スペイン語が話せる人が何人かいて、スペイン語も聞こえてくる。わたしなんかドイツ語もままならないのに。。。ヨーロッパ人は数カ国語話せるのも全然特別なことじゃないんだよなぁと改めて。

 

 

驚くのが着替え。

着替え室はなくて、楽屋い続く裏手の階段で着替えなんだけど、みなさん、先生が通ろうがギターリストが通ろうが、はたまた会場のスタッフが通ろうがおかまいなしにばばーんと上下下着姿になって堂々と着替え!!

男性の目とか気にしないのね。

そして男性たちも気にしないのね。

 

同じクラスの一人がわたしの方にお尻を向けてスカート脱いだかと思ったら、Tバックに網タイツ!!!なんとセクシーな!見ちゃったこっちが照れるわ!笑

 

この下着姿をさらす感覚は違うよなぁ〜と感じるところ。

レッスンの時も、わたしは着替えのスカートかズボンを履いてから練習着のスカート脱ぐようにしてるけど、ドイツ人のみんなは潔くスカート脱いでパンツ姿になってから着替えの服を身につける。

日本人のわたしはやっぱり恥じらいの心でできるだけ下着姿は隠したいなぁと思ってしまう。

 

いよいよ本番。

 

150人の観客。慣れないスポットライト。

どこに視線を置いていいのか少し戸惑う。真っ直ぐに観客席の一番後ろを見据え

落ち着け、落ち着け。大丈夫。

やっぱりギターは少し速い。

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曲の半分まできたらようやく緊張よりも踊ることを楽しむことができるようになって、最後はわたしが一番得意で自信をもって踊れるパート。

ギターリストと先生の他に、レッスンではいない手拍子と掛け声かけてくれる女性が一人。曲、踊りを盛り上げる掛け声が入って、ステージの上でスポットライトを浴びて踊っているこの状況に浸る、音楽と一体になる。照れとかそんなのふっとんで、踊っていることがものすごく気持ちいい!

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フラメンコは1曲本気で踊るとかなりエレルギーを使う。走った後みたいに息が上がる。汗もかく。生演奏のギターの音楽に合わせてテンションも心拍数も上がった状態で曲の終わりまで踊りきる。

 

舞台を去る間際、先生がDankeと声を掛けてくれたのが印象的だった。

 

緊張から解き放たれて、ほっっ。

この開放感、達成感、充実感はなかなか普段の生活では味わえない、特殊な感覚、高揚感。 

 

一緒になってドキドキして、ドイツ人と一緒にひとつの事をやり遂げた経験。

発表会、人の前で踊るのって、日本でもとても特別なことなんだけど、それをドイツでドイツ人と一緒に経験できたこと。

 

わたしにとって特別な経験。

 

たった半年だったけれど、先生も同じクラスのメンバーも大好き!いい教室を見つけることができてよかった。日本にいたときよりフラメンコが好きになった。

そんな教室のみんなともお別れしてきました。名残惜しいな。

 

 

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