「湖」水浴。ベルリンでは湖は泳ぐところです。
ベルリンに来て変わったこと。
「湖」への概念。
湖って泳ぎに行く場所なんです。
「ビーチへ行こう!」といえば湖のことなんです。
ドイツ語で湖はsee(ゼーと読みます)と言います。
英語のseeと綴りは一緒だけどドイツ語でのseeは湖。
ベルリンには本当にたくさんの湖があります。
Halensee、Wannsee、Heiligensee、Buckower Chaussee などなど、駅の名前になっているもの。
地図を見てもベルリンの中心を流れるシュプレー川の東西は大きな湖地帯になっているし、それ以外にも市内にぽつぽつと湖が点在しています。
出典:http://www.klassewasser.de/content/language1/img_zoom/karte_berlin_800.jpg
こんな、ベルリンの湖ランキングみたいなサイトもあります。
そもそも東京の感覚でいると、ベルリンという大都市にいて「今日は天気がいいから湖にいこう!」って気軽に行けちゃう距離に湖があるってのが驚きでした。
東京で湖に行こうっていったら、相模湖、河口湖、芦ノ湖とか、ちょっとドライブで遠出のレジャーってかんじでしょ?
しかもベルリナーにとって湖は泳ぐところ!
「えっっ、、湖で泳ぐの??汚くないの??」
っていうのがそれを知ったときの最初の感想。
だって日本で泳ぐことってないですよね!?
あひるボートに乗るくらいで。
湖にいってもいつも「ここに落ちたらイヤだなー」とか思いながら岸辺から水を眺めてます。
「湖で泳ぐの?汚くない?」
ってドイツ人に聞くと「日本の海の方が汚いでしょ(笑)」って。。
まぁ確かに海もきれいではないけれど、なんか湖で泳ぐって抵抗がある。
先週みたいに30度を超える日が続くとみんなこぞってseeへ!
私もseeへ繰り出してみました!
Plötzensee
Nordufer 26
13351 Berlin–Wedding
入場料5ユーロの有料see。小さいけれど有料だけあって整備されているのでトイレも売店もあるし、水辺が人口の砂浜ビーチになっています。
イケメンたち(ではなかったけれど)がビーチバレーをするコートもありました。
みなさん桟橋(?)や岸辺から湖に飛び込んだり、泳いだり。
Schlachtensee
Elvirasteig Ecke Schillerstraße
14163 Berlin
S1のSchlachtenseeを降りるともう目の前が湖!
さっそく水着で日光浴する人々で溢れていました。
湖の周りを木々が取り囲んでいて、遊歩道になっています。その木の木陰、水辺にみなさん陣取って読書をしたりごはん食べたり、泳いだり。
湖の周り中、すでに人がいっぱいで場所を探すのに苦労しました。
こんな風に木陰から湖に入れちゃいます。
ボートに乗るひとたちも。
私はというと・・・
せっかく水着来てseeまで行ったものの、やはり湖で泳ぐのは抵抗があり水には入れずじまい。
前にも書きましたが、顔を水につけずに泳げないので、湖の水に顔をつけるのがちょっといや・・・
泳いでて水飲んだりしちゃったら「オェェェェーーー」ってなるし。
泳いだとしても足がつかないところでは浮いてられないからノンストップで泳ぎ続けなくちゃいけなくなりそうだし。
そんな体力ないし。
(しかも湖は海水じゃないから浮きにくいらしい)
でもでも、緑に囲まれた自然の湖で泳いでいる人たちを見ていたら、自然の中で泳ぐって気持ちいいんだろーな~
ちょっと私もやってみたいなー
って気持ちにはなります。
映画「マリリン7日間の恋」でマリリンとコリンが湖で泳いでいるシーンを思いだしました
出典 http://www.grouchoreviews.com/reviews/4257
こっちの人は湖で泳ぐから顔を付けずに泳げるのか?
いつから日本人は浮き輪に頼るようになったんだろう?
こっちでは全くといっていいほど浮き輪を目にすることはありません。
この水泳に関する感覚の違いは結構なぞ。
一回くらい湖で泳ぐの挑戦してみるべきかしら。
でも今週は気温が下がって27度とかなのでもう夏が終わるのかもしれない。
とりあえず、ベルリナーが湖で夏を謳歌する様子だけは楽しめました。