クロアチア旅行1 憧れのドゥブロヴニクへ
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)に憧れるようになったのはいつからだっただろう。
たぶん、FIGARO voyageでドゥブロヴニクの特集を見た時からだったかな。
フィガロ ヴォヤージュ Vol.16 ウイーン/プラハ/ザグレブ(ヨーロッパの古都を訪ねて) (FIGARO japon voyage)
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2009/10/26
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5、6年前。
それ以来ずっと行ってみたかった憧れの街。
アドリア海の真珠と言われ、世界遺産にも登録されていて、ジブリの『紅の豚』の舞台(魔女の宅急便の舞台とも言われていますね)にもなっている街です。(国はクロアチア)
今ロンドンで働いている大学時代の友達も前から行きたいと言っていたので、お互い憧れの街へ一緒に旅行することにしました。
久しぶりの飛行機での旅行。
ベルリンは首都のくせに、ドゥブロヴニクへの直行便がありません。デュッセルドルフやミュンヘンからならあるのに。(ベルリンにはドゥブロヴニクにバカンスに行けるような裕福な人が少ないからかしら・・・なんて思ったり笑)
乗り継ぎ時間4時間。
チューリッヒ空港でスイスの物価の高さを見せつけられ驚きました。
当たり前なんだけど、スイスの通貨はスイスフランなので空国に降り立った途端値段表示が全部スイスフラン。
おや。
スイスフランとユーロのレートってどんなもんだったか?スイスフランで表示されてもそれがいくらくらいなのかちっともわからん。
と思い、調べてみたら1ユーロ≠1.08スイスフラン。
そっか、ほぼユーロと同じ感覚でいていいのね~なんて思った矢先に目を疑ったのが水の価格。
500mlの水が5フラン!!!???
(日本円にしたら600円以上!!!)
そんな水飲めるかーーー!!
と購入を断念。
スイスフラン持ってないのでこれのためにカード使うのもばからしいし。
ということで大人しく窓際で読書しながら時間を潰すことに。
空港からの風景ですら空気のおいしさが伝わってくるわ、スイス!って思う私は単純でしょうか。空が広い。
ヨーロッパ内の旅行ではシェンゲン協定加盟国内の移動ではパスポートコントロール不要ですが、クロアチアは加盟国ではないのでチューリッヒ空国でパスポートコントロールがありました。
担当は優しいおじさんで、行先を聞かれたので「Dubrovnik」と答えるのにちょっとつっかえながら(ドゥブロヴニクってとっても発音しづらい街名だと思いませんか!?私はこの旅行について調べるまで正しい表記と発音を知らず、ずっと「ドブログニク」って言ってました)「Dub・rov・・・」って答えたら笑顔で「OK、Dubrobniku」って。
私はパスポートコントロールでランダムなページにスタンプが押されるのが嫌なので、新しいページに出国印を押してもらいたくて、「18ページにお願いします!」ってドイツ語で言ったら、おじさん「あぁ!君はドイツ語がしゃべれるんだね!」なんて言いながら結局スタンプが押されたページはすでにほかのスタンプが押されているページ。。なんだよーーー。
余談でした。
ここからはクロアチア航空でのフライト
しかもこんなちっちゃなプロペラ機!
こんなちっちゃな飛行機に乗るのは初めてだわ!なんだかプライベートジェットみたい!?笑
この大きさにも関わらず空席も結構あって、私のお隣も空いていました。
スイス上空のフライトのいいところは眼下にアルプスの山々が見えること!
さてさて、ようやくドゥブロヴニク空港到着!
ここでは入国審査の担当の女性の感じの悪さにびっくり!!
すんなり通してくれるものと思いきや。
「ドブロフニクの滞在はどれくらい?」
「4日間です」
「どこに泊まるの?住所は?」
「覚えてません」
「予約の紙を見せて」
「友達が持っているので私は持っていません」
「友達はどこ?」
「ゲートの外で待ってます。ロンドンから来てるので」
「名前は?」
「かおり」
「じゃなくてホテルの名前!」
「ホテルじゃなくて個人の家に泊まるので分かりません」
ようやく諦めてくれたらしく、とっても無愛想な顔付で入国印を押しパスポートを返してくれました。
威圧的でとーーーーーーーっっても感じ悪い!!
なんなの??私なんかしました?
ってな感じで入国初っ端はなんか感じわるーい、なクロアチア。
ドゥブロヴニクの空港は小さいので友達ともすぐに合流でき、さっそく旧市街行きのバスへ。
空港内のカウンターでチケットを購入し、6ユーロ。(ここはユーロでの支払い可)
バスで20分くらい走ると左の海岸線の先にドブロフニクの旧市街が見えてきました。
空港からのバスは旧市街の入口ピレ門の前に停まります。
バスを降りていよいよドゥブロヴニクだーーーー
けど、開口一番の感想は「暑い!!!!」
そりゃぁ暑いの覚悟してたけど、海に面してるから蒸し暑い!!なんだか日本の夏みたい。
テンション上がるの半分、体力奪われるの半分・・・
それでもやっぱりバス停降りてすぐに海が目の前に見えたときは心躍りました!!
(新品カメラで撮影!!)
さて、ここからはトランクをガラガラ引きながら宿泊先へ。
初のair bnb利用です!(とはいえ友達が全部手配してくれたので使い方はよく分からず・・・^^;)
旧市街にはほとんどホテルがないとガイドブックに書いてあったのですが、air bnbでは旧市街でもいくつかお部屋を見つけることができました。
私たちが泊ったお部屋はこれ。
カテドラルのすぐ裏手の好立地!!
旧市街のメイン通りプラツァ通りを歩いてたったの5分くらいで到着!(なんだ、とっても小さな街なのね。想像はしてたけど)
チェックインを済ませさっそく外の散策。
まずは家の裏手に続く路地を歩いて行くと城壁の外!
トンネルを抜けるとそこは海だった。的な!!
陽の沈みゆくアドリア海で海水浴をする人びと。
おっちゃんの海パン、クロアチアの国旗柄!?
そういえば、クロアチアはドイツより東に位置するので日の入りがちょっとだけ早い。
夕日を眺めたら次は街の探索、レストラン探し!この日の目標はまずおいしい魚介を食べること!
ドゥブロヴニクの旧市街は海側と山側は城壁に向かって階段になっているので、山側の階段になっている路地を登って城壁の下へ。
この日は満月だったので月も綺麗に見えました。
こんな破廉恥なモニュメントのレストランも!!
一列ずーっとレストラン街な路地があり、そのなかのひとつでお食事をしました。
私が頼んだのはガーリックシュリンプ!久しぶりのエビ!!おいしい;_;
日本にいたらおいしいお魚が食べられるのは当たり前だけれど、ドイツではめったに(というか全く)お魚を食べないので、魚介が豊富なのは本当に嬉しい!!
そういえば、サービスドリンクっていってマティーニが出てきたとのですが、ちゃんと支払に入れられてました。(サービスじゃないやん!!)
ガーリックシュリンプ 120Kn
そうそう、クロアチアの通貨はKn(クーナ)
1クーナ≠0.13ユーロ
5.7クーナ≠100円
クロアチアは物価が安いものだと思っていたのですが、このお料理も日本円にすると2,000円超えるしユーロに換算しても16ユーロ。そんなに安くないじゃん、ってのがクロアチアの物価の印象。(観光地だからかな?)
ともあれ、(翌朝ちょっと胃がもたれるくらい)お腹いっぱい食べました。
憧れの街についに来てしまった興奮冷めやらぬまま眠りにつく旅行1日目でした。
(そういえば、夜中にベットから落ちました笑)