ザクロが気になるおとしごろ。
生まれて初めて、ザクロを食べました!
みなさんザクロを食べたことありますか?
日本ではそれほど身近な果物ではないんじゃないかと思っているのですが・・・。
ザクロジュースは見かけるけれど、スーパーでザクロそのものが売ってるのは見たことがありません。(私だけですか?)
赤くて硬い皮をもったフルーツ、ザクロ。
買ったはいいものの食べ方が分からなかったので、youtubeの動画見ながら解体してみましたよ。
上のかんむり部分をカットして、縦にナイフを入れて、みかんをむくみたいに開いてみると、中には実がぎっしり!!
これを地道に手でほぐして実の部分だけを取り出します。
なんだか赤いとうもろこしみたいです。
全部取り出すとこーんなかんじ!
ビーズみたいにキラキラ。
あとはこれを数粒いっきに口に運び食べるのみ!
咬むとプチっとつぶれます。一粒づつ中に種が入っていて、これを出してもいいみたいですが、私はめんどくさいので種ごと食べちゃいました。
甘酸っぱくてちょっと渋みもある(種のせいかな?)、お肌によさそう(先入観か!?笑)な味!なんというか、見た目も味もちょっとテンションの上がる果物でした。
美容にいいのです
ザクロの食べ方なんてべつにどうでもいいんです。
なぜザクロを食べようと思ったか?
美容にいいんですって!
お肌にいい、女性ホルモンが含まれているらしい、ってのはなんとなく知っていたのですが、改めて調べてみました。
美白効果のあるエラグ酸というのと、女性ホルモンのエストロゲンが含まれているのがすごいらしい。
それはザクロに含まれている「エラグ酸」という成分の働き。ザクロの果皮には約28%のタンニンが含まれていますが、これを加水分解するとエラグ酸になります。
エラグ酸とは、天然由来のポリフェノールの一種です。老化・病気の元となる「活性酸素」から肌や体を守ってくれる「抗酸化作用」をもち、肌をサビつかせず、若々しく保つために働いてくれます。また、その美白作用は有名で、透明感あふれる明るい肌を保つために、数多くの美白化粧品にも採用されています。
なるほどね、ザクロを食べたときに感じた渋みはこのエラグ酸だったのね!
「更年期のトラブルや月経不順をなんとかしたい」「崩れやすいホルモンバランスをいつまでも健やかに保ちたい」、そんな悩みに応えられる果実として注目されているのが「ザクロ」です。
各国の研究機関で、ザクロには女性ホルモン「エストロゲン」と似たような性質をもつ「エストロゲン様物質」が含まれているということが科学的に確認されています。特にザクロの種子に多く含まれているという報告もあります。
いつまでも若々しく、美と健康を保ち続けたい女性にとって、ザクロは心強い守護神のような存在になってくれそうです。
生理前のイライラも改善されるかしら?と思って食べたわけです。
ザクロプロダクツたち
ドイツに来てから、ザクロを使った化粧品をよく見かけるな~って気になっていたんです。
ドイツのオーガニックブランドWELEDAにザクロラインがあるのは知っていましたが、日本で見かけるザクロ由来の化粧品てそれくらいかな。
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あっ、ボディーショップにもポメグラネートがありました。
思いあたるのはこれくらい。
なのにドイツでは、ほらっ!!
主にオーガニック化粧品が多いのですが、Doveのボディーウォッシュにもザクロが。
私が使っているDoveのデオドラントとフロッシュの洗剤もザクロです。
(ちなみにフロッシュの洗剤、詰め替え用みたいですが、これが正規の入れ物です。環境に配慮したブランドなので)
ドイツ生まれの環境に優しい洗剤シリーズ、フロッシュ。
日本では以前はソニプラに売ってるな~って思っていたら、旭化成から販売されるようになったんですね。
食器用洗剤は日本でもザクロが手に入ります。
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私もこの間まで使っていましたが、見た目もピンクでかわいいし、香りも甘くていいですよ。
でもちょっと泡立ちがよくないかも・・・って思っていたら、使い方を間違っていたようです^^;
と、話がちょっとそれましたが、ザクロがすごい気になりはじめたのはこのフロッシュのザクロシリーズを知ってから。
だって、日本でオシャレ日用品の香りに使われるものっていったらローズの香りが多くないですか?バスマジックリンも泡のチカラもリセッシュetc…も、ピンクの洗剤=ローズ。
だから、へぇードイツではピンクの洗剤はザクロなんだ!ってちょっとカルチャーギャップを感じたわけです。
オーガニック化粧品に使われることが多いことからも、自然界の中ではダントツで美容にいい果物って認識なんでしょうね。
今まではローズが好きだったのですが、最近ザクロが気になってます。
WELEDAのザクロハンドクリームは保湿力抜群です。香りが独特でテクスチャーも普通のハンドクリームよりドロっと柔らかいので好き嫌い別れそうだけど、手がスベスベになるので私は気に入ってます。
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ザクロの由来
美容効果もそうなんですが、私が密かに感動を覚えたのはザクロの名前の由来なんですよ!
むだに第三外国語(フランス語とドイツ語)を勉強すると、英語を知っているだけでは気づかなかった単語の由来についての発見があったりします。
ヨーロッパ言語、言語を超えて類似の単語はたいていラテン語が起源なわけですが、それでもへぇー!って思うものもあるのです。
そんな発見のひとつが、ザクロでした。
(英)pomegranate
(仏)pomegranate
(独)Granatapfel
フランス語のpomegranate(ポメグラーネート)では気づかなかったけれど、ドイツ語を学んで気づいた!
pomegranate
Granatapfel
フランス語のpomme、ドイツ語のApfel、どちらも「リンゴ」。
たしかに、ザクロは赤くて丸くてリンゴっぽい。
ザクロの由来はリンゴから来ているのか!?
じゃぁgaranateってなんだ?
気になって調べてみました。
古代ローマまで遡ります。古代ローマではザクロはmalum granatumと呼ばれていて、このmalumというのがラテン語のapple(リンゴ)だそうです。
granatumはseed(種)を意味するラテン語のgranumからきています。
つまり、ザクロは「たくさんの種のあるリンゴ」
時の流れとともに、malum granatumがponum granatumへと変化し、このラテン語でfruit(果物)を意味するponumがフランス語でリンゴを意味するpommeになったそうです。同様にponum granatumがpomegranateへ。
英語はフランス語からの輸入です。
以上がザクロ(pomegranate)の由来です。
まぁ、日本語では関係ないですし、こんなことを知ってほくそ笑んでいるのは私くらいでしょうけど^^;ちょっとした豆知識でした。
あっ、因みに、宝石のガーネット(garnet)。
これも由来はザクロです。
ガーネットの和名は柘榴石ですね。
色がザクロに似ているからかな?と思いきや、原石の結晶が柘榴の種子に似ているからだそうです。
http://gaagle.jp/gagazine/print.php?kiji_id=1818
たしかに、粒が並んでいるかんじが似ています。
更に、英語、フランス語の「手榴弾(Grenade)」の由来もザクロ。
これも、種が飛び散る様子がザクロに似ているからだそうです。
そんな、どうでもいい自己満マメ知識含め、ザクロにはまりつつある今日この頃。